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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu71.htm
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<日朝会談>金総書記が打ち切る 小泉首相も制止できず
早く切りすぎたカード、金正日への土下座外交でいいのか
2004年5月25日 火曜日
◆<日朝首脳会談>金総書記が打ち切る 小泉首相も制止できず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040525-00002163-mai-pol
小泉純一郎首相と北朝鮮の金正日総書記の22日の首脳会談が1時間半の短時間で終わったことが論議を呼んでいるが、会談は事実上、金総書記側が打ち切る形で終了したことが24日、複数の関係者の話から分かった。金総書記は「一応会談の節目ができた」と述べて席を立ち、首相も制止できなかったという。(毎日新聞)
[5月25日3時6分更新]
◆高村元外相「準備不足は否めず」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040525-00000006-san-pol
自民党の高村正彦元外相は24日、都内のホテルで講演し、小泉純一郎首相の再訪朝に関し、10人の安否不明者について北朝鮮が再調査を約束するにとどまったことについて「失敗に近い。急ぎ過ぎた。もう少し時間をかければ、下交渉で詰めることが可能だったと思う。準備不足は否めない」と批判した。
コメ支援などの人道支援についても「拉致問題の進展の程度にしてはちょっと多過ぎた」と指摘した。訪朝全体の評価については、「それほど高い評価はできない。失敗だという烙印(らくいん)を押すのは早過ぎるが、現時点で成功とは言い切れない」と述べた。(産経新聞)
[5月25日3時56分更新]
◆日本的「村社会」思考と韓国的「直情型火病」思考
http://members.at.infoseek.co.jp/konrot/genjyo09.htm
考えてみれば60年にも渡って日韓は齟齬をきたしている。
もっときちんと話し合おうという声はよく聞くが、60年も向き合っていてこれ以上何の話があるのかと私はいつも思う。
もちろん、相互理解を諦めると言うことではないが。
相互理解とはまさに対話の積み重ねである。対話を交わすことによって互いに相手を理解していくものである。
だが、日韓ではこの対話すらまともに出来た試しがないと言っていいのではないだろうか?
だからこそ、60年という人の一生にも匹敵する年月が経っても、相も変わらず一方は嫌韓、一方は反日なのである。
今回はそのような両国の国民の対話の基礎となる思考形態を比べてみよう。
日本では古来より村社会が基本であった。
その村社会の集合体が国(ここで言う国とは地方のこと)を形成し、その国が集まって国家を形成していた。
今なお「村八分」という言葉が残るとおり、村の掟を破る者や秩序を乱す者は村人全体で罰し、村の秩序維持を行ってきた。
或いは、米などの収穫の際には村全体で互いに助け合いながら収穫作業を行った。
村社会とは原始コミュニティーではあるが、それはまた原始共産主義的側面をもった国家とも言えるものであった。
確かに国家になぞらえることも出来る村社会であるが、村というのは最小単位である通り、極めて狭い地域社会である。
このような社会では人間関係の構築が非常に難しい。
考えてみて欲しい、このようなコミュニティーでみんながみんな好き勝手や本音で話をしていたら、まとまるものもまとまらなくなる。
そんな村社会での人間関係の潤滑剤として生み出されたのが「腹芸」(Hara-Gei)である。
ちょっとした海外の日本研究本にはよく登場する言葉だが、英訳できないためそのまま載せてある場合が多い。
腹芸とは、直接的に語り掛けるのではなく、直喩・暗喩を用いたり、言い回しをすることによって相手に物事を伝え、或いは相手のそのような語りかけから物事を類推することである。
簡単に言えば、今で言う「本音と建前」と言えば分かるだろうか。
建前を相手に言うことによって、相手はその言質が建前であることを理解し、そこから本音を類推する。
これが日本独特の「腹芸」である。
もっと分かりやすく言えば、村社会では直接的な表現で感情的な対立を起こすことを避けるため、建前を用いて物事を円滑に勧めようとしたのである。
政治用語に「前向きに善処します」という言葉がある。翻訳がきちんとされているか不安だが、言葉通りに取れば非常に肯定的な言葉である。
だが、実際の意味は「無理だと思うけど、やるだけやってみましょう。期待はしないで下さい。」という程度の言葉なのである。
このように日本では直接的に物を言うのではなく、言葉を変えることによって相手を傷つけないやり方が村社会から発展してきたのである。
この為、対話においても日本は、直接的感情表現は避け間接的表現での抽象的な話しになりやすいのが特徴である。
一方韓国では、日本とは正反対の経緯を辿り現在の思考形態を構築している。
朝鮮は中国の千年属国として無惨な歴史を辿ってきた。
詳しくは「【韓国非礼の根元】大中華と小中華:事大主義に見る韓国人の対中恐怖症」を見てもらいたいが、ここでは書ききれないほどの歴代中華帝国の朝鮮への仕打ちは、日本人である私でさえ深い悲しみを有する程である。
時には、朝鮮中から多くの女性が宮廷慰安婦として中華帝国へ連れ去られ、数え切れないほどの侵略を受け、また国土を徹底的に蹂躙されている。
それはまさに千年属国というよりは千年奴隷国とも言える悲惨な歴史である。
朝鮮半島では村社会は存在したが、それ以前の中華帝国による蹂躙、そして朝鮮王朝による民衆からの搾取などによって日本とは明らかに違う形態で彼らの思考は体系化されていったのである。
朝鮮民族特有の火病という病気がある。正式には「鬱火病」というのだが、精神疾患の一種である。
火病を体系的にまとめた研究が日本ではまだなされていないため、私個人の研究(「火病」の謎に迫る)から分析するが、この火病には「直情型火病」と「内向性火病」の2種類がある。
2種類というのは少し言い方が悪いかも知れない。というのも、この2つの火病は連動しており、決して独立した形での大別ではないからである。
本来人間はストレスを受けると、それを発散するための行動を必要とする。
朝鮮民族は、上記の通り歴代中華帝国や歴代朝鮮王朝の圧制下にあったためそのストレスの発散の場が無く、結果としてこれを自分の身体で表現するしか無かったのである。
朝鮮民族はストレスがある一定限度まで来ると、2つの道を選ぶ。
1つ目は「直情型火病」を起こすか、2つ目はそのままストレスを無理に溜め続けるかである。
「直情型火病」は名前の通り、所謂「切れる」状態である。突如狂ったように喚き散らし、口から泡を吹き、今にも失神しかねない様子で精神錯乱を起こす状態である。
日本ではこの部分を朝鮮民族の「火病」と定義する人が多いのだが、実際の「鬱火病」はこの2つ目のさらにストレスを溜め続けた場合に起こる肉体的疾患を指すことを付け加えておく。
さて、2つ目のさらにストレスを溜め続ける選択をした場合、朝鮮民族特有の「鬱火病」状態へと移行するのである。これを私は「内向性火病」と名付けている。
殆どの場合、1つ目の「直情型火病」へと移行するため、現在の韓国人の感情的な対応や直ぐに切れる性質はここから来ていると考えられる。
直情型火病を起こすことは韓国人にとってのストレス発散であり、「鬱火病」への移行を防ぐ生体防御であると考えられるのである。
以上のように、韓国人は伝統的に感情的になりやすい性質であり、対話では日本と正反対の直接的感情表現を好むのである。
間接的表現で抽象的な話しを好む日本と直接的表現で感情的な話しになる韓国。
この2カ国で本当の対話が成立するのは何時のことであろうか?
(私のコメント)
今回の小泉首相の訪朝は準備不足がたたって評価は半々のようで、せっかくの拉致家族帰還カードは早く切りすぎたようだ。前回の訪朝は20%以上もの内閣支持率が上がりましたが、今回の訪朝は10%程度の上昇に留まっている。金正日もあまり話がわかる人物ではなく、腹芸といったことは通用しないことは最初からわかっている。だから最初から椅子を蹴飛ばして帰るくらいの覚悟でなければ交渉はまとまらないと書いてきた。
ところが椅子を蹴飛ばして会議を終わらせたのは金正日のほうで、この時点で交渉は金正日の勝ちで5人の拉致家族を帰しただけで25万トンの食糧と一千万ドルの医療援助を獲得できた。困っているのは食料が端境期で無くなっている北朝鮮であり、小泉首相がカードを切り出さなければ金正日は席を蹴ることは出来なかったはずだ。
午前と午後の二回の会談が予定されていましたが、人道援助と経済制裁をしないと約束した以上これ以上の成果は無いから金正日は会談を急遽終わらせた。最初からの出来レースならこのような結果になるのは当然の事ですが、それならわざわざ小泉首相が訪朝せずとも済んだ話で、安倍幹事長が行ったほうがよかったかもしれない。
会談の席には外務省の高官が三人も同席しましたが、この三人は小泉首相がスタンドプレーをしないように小泉首相を監視していたのかもしれない。山崎官房副長官も同席していましたが、まったくの能無しで小泉首相のサポートは期待出来ない。このような状況なら小泉首相を一人攻めるだけではすまない。
北朝鮮・韓国と交渉する時は国民性をよく知ってから交渉すべきであり、特に金正日のような独裁者は過去の動向を分析すれば対応策は打てるはずだ。だから最初から人質と人道支援のバーターであると割り切って交渉していれば、強気で交渉したほうが勝ちとなる。その点で金正日に足元を最初から見られていた。
地村さん、蓮池さんの五人の子供が帰ってきましたが、持っているバックが一つしかなく、明らかに短期間の旅行としてきたようで、クラスメートなどとの別れの挨拶もせずに、日本で両親に会って帰ってこいと言われて来たようだ。おそらく状況を掴むのに時間がかかるのでしょうが、子供達は北朝鮮で生まれて育ったのだから両親の時よりは戸惑うだろう。
北朝鮮と韓国とで共通しているのは、中国に対する事大主義と日本に対する小中華主義だ。だからこそ金正日は小泉首相に対して不遜な態度をとり続ける。反日教育も共通していますが、従軍慰安婦や強制連行などの対日非難は、中国に対する千年属国への代償行為なのだ。韓国にしても対日非難はしても対中非難は彼らのDNAからして怖くて出来ない。
対米非難も韓国・北朝鮮に共通していますが、韓国の対米非難は北朝鮮のプロパガンダに乗せられたもので、韓国がおかれた状況からすれば自殺行為なのですが、自分の感情を抑えることが出来ない直情的感情は韓国・北朝鮮人に共通している。それに対して日本人は村社会の精神構造だからはっきりとものを言わない。
だから日本人と韓国・北朝鮮人と会談すると、韓国・北朝鮮人がガンガン感情的に捲し立てるのに対して日本人は曖昧な返答を繰り返す。だからよけいに韓国・北朝鮮人は頭に来てよけいに感情的になる。今回の小泉首相と金正日の会談もおなじであり、日朝共同宣言も北朝鮮側の主張が数字の入った具体的なことが書かれているのに、日本側の主張は極めて曖昧な文言になっている。
日本人も国内で日本人同士の場合と、外人との会談とでは誤解のないように使い分ける必要がある。日本人同士なら曖昧な表現でも相通ずることも、相手が外人なら曖昧な表現は誤解の元だ。だから小泉首相も金正日に対しては、「拉致問題解決なくして日朝国交回復なし」とはっきり金正日の前で言ってほしいものだ。