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(回答先: 小泉首相と金正日の丁半博打はどちらが勝つか?全員帰国でなければ国民の怒り爆発 投稿者 TORA 日時 2004 年 5 月 21 日 22:48:37)
TORAさん、どうもです。
小泉首相がひょこひょこと続けて訪朝する選択をしたことで、国際政治的には金総書記が勝ったという見方をしています。(金総書記は北朝鮮国内政治としても勝ちです)
小泉首相は、国家の面子よりも国内政治的保身を優先し、拉致被害家族をピョンヤン空港まで行ってもらうのではなく、みっともない“朝貢外交”的醜態を選択したと思っています。(1年半前に世論に押されて拳を振り上げてしまったのですから、仕方がない選択だとも言えます)
外交の筋から言えば、今度は金総書記が訪日するのが対等な外交関係です。
(国家や民族の威信を尊重する人たちは、無様な土下座的対北朝鮮外交をしている小泉首相を厳しく糾弾しなければならないはずです)
小泉首相が再び訪朝することで北朝鮮政権は国家としての面子が保たれるわけですから、最低でも地村さんと蓮池さんのお子さんたちを日本に帰えすと思っています。
小泉首相も、それが実現できることを確認できたから訪朝するはずです。
(今回の決着方法を成功させるために、“支援”の上乗せもしたのでしょう)
ジェンキンスさんや曽我さんとの間に生まれたお子さんたちがどうなるか予測ができません。
(お子さんたちだけが一時帰国する可能性もありますが、北朝鮮にすんなり戻れる世論状況をつくれるのか、そんなかたちだったら曽我さんの思いはどうなるのかという重要な問題が生じます。お子さんたちが日本に来ないことになったら、曽我さんの“自由意志”に任せるべきだと思っています)
私が首相なら、曽我さんだけは訪朝機に同乗してもらって、家族と今後どうするかを話し合って決めてもらう段取りにします。
ジェンキンスさんや曽我さんとの間のお子さんたちも含めて「8人全員帰国」を叫ぶメディアにイヤな気分になっています。
(たとえ米国政権が訴追免除を決めたとしても、ジェンキンスさんや曽我さんとの間のお子さんたちが日本行きをどう判断するかは別問題だからです)
ともかく、小泉首相は、マスコミの援軍を得て、今回の再訪朝を外交的成功に仕立てるだろうと思っています。
★ 関連書き込み
「小泉首相はなぜこの時期に解散・総選挙を選択したか 【大惨敗した社民党の轍を避けるためである】」
http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/550.html