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(回答先: 竹中半兵衛さん。おはようございます。 投稿者 愚民党 日時 2004 年 5 月 20 日 09:34:22)
国民年金パフォーマンス
日朝首脳会談パフォーマンス
拳銃籠城発砲事件パフォーマンス
すべてすべて、パフォーマンスによる政治劇です。
こうして、国民の命と生活と将来が、戦争仕立てのドラマと化していきます。
自公民が強行採決を狙った有事関連法案は、多くの国民にとって、「何のこっちゃ」というかんじだったかもしれません。先に自公民9割で、立派な戦争法案が成立しています。今回はこの延長、特に私は、「日米物品役務相互提供協定」というACSA改定案、米軍の意向に沿ってどこまでも戦争支援のできる法案改悪に、非常な焦りがありました。
結局、シナリオどおり、罰則付きで、国民を強制できる、正真正銘の戦争法案がまた一歩、強固になりました。
朝日ではほとんど理解できない報道ですが、しんぶん赤旗では、有事関連法案のポイントとして、米軍行動円滑化法案、ACSA改定案、特定公共施設利用法案、海上輸送規制法案、国民保護法案など、ポイントが具体的に一面、3面に掲載されています。
さて、竹中さん、今回は、全体として、なんとか、合格点を頂いたようですが、一言いわせてください。私はいまだもって、共産党の歴史、その内実は存じませんが、今、この激動のとき、自らの政権党をつくれないなら、つまり対案とよべるものが無いなら、今ある政党を取捨選択するしかないのではありませんか。
戦争に反対する私は、戦争推進勢力の自公民は選択できません。選挙が近づいているいま、この民主主義の枠内でできる方法は、選挙がもっとも効率的ではないでしょうか。あらゆる法案が国会議員の多数決できまるのですから。
前回もいいましたが、国民の9割が選挙を棄権するなら、あるいは、対案とも言うべき現象とみなされるのかもしれません。
ですが、どんなに投票率がひくくとも、よりマシな票数が生きるこの国の選挙制度では、国民一人一人がめざめるしかないのではないでしょうか。
朝日新聞で、年金問題に絡んで、宮台真司氏が言及しておりました。以下抜粋します。
ーー本来、年金問題で一番深刻なのは、100数十兆円の積立金が特殊法人の無駄遣いにも使われ、一部が焦げ付いている点だ。他の近代国家なら運用の名のもとに積立金に手をつけた責任で、政権が転覆してもおかしくはない。・・・・
今後国民は、パフォーマンスが信頼しうるものなのかどうか、識別する能力をもちあわせねばならない。
正統性に対する感覚の欠如は、「公正さ」よりは「力」に頼りたがる傾向が蔓延している国民側の問題である。正当性よりは事実性を優先させ、「お上意識」から抜けだせないでいるからだ。・・・
つまり、竹中半兵衛さんのお嫌いな「ゆでがえる」意識を指摘しています。私がいう「ゆでがえる意識」からの覚醒をと、言っています。
今回の私の咆哮は、狼のそれにもにた、断末魔の叫びにも等しい呻きです。真っ先に根絶される弱者の側として、戦争法案・改悪社会保障のターゲットになるものの、権力に向けた最後の最後の抵抗です。ちょうど、パレスチナやイラクで、命を懸けた抵抗がなされているように、そこまでの勇気のない私は、否、まだ少しのペンが残っているこの日本では、精一杯、異議申し立てを表明するしかありません。
私の今回の投稿は精一杯、「ゆで蛙」という言葉をひめたものでした。
時間的なこともありますが、私は、自分なりにいってもいっても、理解いただけないと分かると、やめます。自分にとっては、全てを正直にさらけ出していると思う文章で判断していただく、それしかないと思うわけです。誤解されても、誤解したいのであろうと、まあ、そういう風にとっています。一回こっきりでもないのですから、のちのち、修正していただけることもあるでしょうし、他の人からの指摘で、お互い、ニュアンスを感じ取ることもあります。
こうした掲示板で、お互い顔も身分も分からないもの同志が言葉のみでヤリトリする場合の限界はあります。ですが、双方だけでなく、公的な掲示板で、不特定多数な参加者で成り立っている掲示板ゆえ、最後の最後の民主主義は生き残り続けるのだろうと思います。