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小泉自民党と神埼公明党は未納二兄弟 完納小沢民主党は年金で参院選で勝てる
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/511.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 5 月 15 日 16:39:22:CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu70.htm

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小泉自民党と神埼公明党は未納二兄弟
完納小沢民主党は年金で参院選で勝てる

2004年5月15日 土曜日

◆<小泉首相>議員当選前も未納はないと明言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00002133-mai-pol

小泉純一郎首相は10日、衆院議員に当選する前の国民年金保険料納付に関し、「(未納は)ありません」と明言した。首相が議員当選前も含めて納付していたと具体的に説明したのは初めて。小泉首相の議員当選前の保険料支払いに関しては、細田博之官房長官が首相説明前に「わかりません」と言及を避ける一幕もあった。(毎日新聞)
[5月11日1時7分更新]

◆<小泉首相>計6年11カ月間年金未加入を明らかに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040515-00000009-mai-pol

小泉純一郎首相が国会議員当選後の80年4月から86年3月までの6年間を含む6年11カ月間、国民年金に未加入だったことが14日明らかになった。近く発売の「週刊ポスト」が報道することを受け、飯島勲首相秘書官が同日夕、急きょ公表した。首相は同夜、「加入すべき期間は全部(保険料を)払っている。未加入と未納は違う。(政治責任は)まったくない」と強調した。しかし、未納・未加入問題が政権トップを巻き込んだことに野党側は「国民にウソをついた。首相は政治家を辞めるべきだ」(岡田克也・民主党幹事長)と強く反発している。。(毎日新聞)
[5月15日1時42分更新]

◆小泉首相、強制加入だった時期に年金未加入の可能性 asahi.com
http://www.asahi.com/special/nenkin/TKY200405140339.html

小泉首相の年金の加入状況をみると、加入を義務づけられていたのに手続きをしていなかった時期があった。

 首相は20歳になった62年1月から3月までの3カ月間は「浪人中の予備校生」だったことを理由に、加入の手続きをしていない。国民年金制度が始まり、国民皆年金になったのが61年4月。厚生労働省年金局によると、当時の法律では予備校生は強制加入の対象だという。

 首相は、父親の急逝を受けて69年8月に留学先のロンドンから帰国し、70年3月までの8カ月間は未加入だった。この間、衆院選に立候補し、落選している。法律では、日本で住んでいた市町村から留学先へ転出する手続きをすれば加入義務の対象外だが、住民票が日本にある場合は加入の義務が生じる。この点について会見した飯島勲首相秘書官は「住民票をロンドンに移動していたかどうかは、まだ確認が取れていない」としている。

 70年4月から74年11月までは不動産会社に勤め、厚生年金に加入していた。この間、72年12月に衆院に初当選。その後もしばらく厚生年金に加入していたが、勤務実態がない場合は加入資格が問題になる。

 80年3月までは国会議員は国民年金の「適用除外」、つまり加入できなかった期間だ。80年4月には国会議員も任意加入できるようになった。

 80年代の前半は高度経済成長から安定成長への移行や自営業者の減少により、国民年金の財政に陰りが見え始め、抜本改革の必要性が国会で議論された時期だ。

 この結果、85年の年金法の大改正で、現在の基礎年金制度が導入され、国民年金、厚生年金、共済年金の間で財政調整が始まった。最も大きな理由は「国民年金の救済」だった。こうした時期に任意加入していなかったことについて首相は「法律上問題がないことを確認して加入しなかった」と説明している。

 国会議員が国民年金の強制加入の対象になった86年4月以降、未加入・未納の期間はないとしている。ただ、飯島秘書官は「社会保険庁に確認はしていない」という。 (05/14 21:28)

◆賭けに出た小泉首相、小沢民主の追求必至 ブルームバーグ
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn?sv=MN&pg=mn_jbntext.html&id=15bloombergjpaC_CPFiwRp1o

2004年5月15日(土)09時37分
 5月15日(ブルームバーグ):小泉純一郎首相が大きな賭けに出た。小沢一郎
氏の民主党代表就任受諾にタイミングを合わせて自らの再訪朝を発表。得意の「サ
プライズ」を演出し、国民の注目を民主党から奪い返した。
  しかし、首相自身の国民年金未加入も判明。首相は、国民年金の加入が義務付
けられた1986年以前の未納であって「未払いではない」と強調。政治責任も「まっ
たくない」と言い切ったが、野党からはこれまでの発言の経緯から「虚偽説明だ」
として退陣、議員辞職の要求が噴き出している。
  22日の再訪朝、日朝首脳会談を控え、「剛腕」小沢氏率いる民主党が主導する
野党が、年金保険料の未納・未加入が判明した閣僚に対する不信任・解任決議案、
さらに小泉内閣に対する不信任決議案や首相個人に対する議員辞職勧告決議案など
を今国会に提出に打って出る可能性もある。
  6月末の政権移譲を目指すイラクでは、米兵によるイラク人虐待事件が発覚し、
ブッシュ米政権は逆風に直面している。対イラク開戦以来一貫して米国を支持して
きた小泉政権にも飛び火しかねない。
  前門に「小沢民主党」、後門に「年金問題」が立ちはだかるなか、22日の再訪
朝で拉致被害者家族8人の早期帰国や国交正常化交渉に向けて、目に見える形で結
果を出せなければ、6月16日の国会閉幕と7月の参院選を前に、政局混乱にも発展
しかねない。

◆疑問残る「未照会」と「消極的説明」

  首相の年金未加入判明では、首相サイドが、年金加入・保険料納付の状況を社
会保険庁に照会していないことや、これまで説明責任をなぜ積極的に果たしてこな
かったのか疑問も残る。また再訪朝の発表直後に未加入を公表したことも、不自然
さは否めない。
  社会保険庁に照会の結果、衆院議員当選後の保険料未納が判明した福田康夫氏
は官房長官を引責辞任。厚相時代の未納があった菅直人氏も民主党代表の辞任を余
儀なくされた。連立与党を組む公明党でさえ、神崎武法代表ら執行部を含む13人の
未納・未加入を公表、処分に至った。しかし首相の足元の自民党だけは「個人個人
が発表すればいい」(小泉首相)と、党として公表を見送っている。
  これまで60歳以前の保険料納付について、「きちんと払っている。調べてみれ
ば分かることだ」、「(衆院議員当選前も未納は)ない」と語っていた小泉首相。
  14日夜、「なぜ社会保険庁に照会しないのか」と詰め寄る記者団に、首相は「私
は何か不思議なんことがあったら調べたらどうか、と秘書官に言っている」と答え
るのみで、照会には極めて消極姿勢。飯島勲首相秘書官に至っては、未照会の理由
について「説明する必要はない」と記者団に食って掛かる場面もあった。

◆「首相は辞任、議員辞職を」と民主・岡田氏

  民主党の岡田克也幹事長は14日午後の記者会見で、小泉首相に国民年金未納期
間があったことについて、「自らの問題を覆い隠そうしたことは信じられない。国民
に対して堂々と嘘を述べた。誠に恥ずべきことであり、辞任に値する。首相以前に
政治家として辞められたらどうか」と厳しく批判、退陣と議員辞職を強く求めた。
  また共産党の市田忠義書記局長は国会内で記者団に「国民に嘘を付いてきたと
いうことは、政治家としてイロハをわきまえていない。重大な責任を免れない」と
批判した。
  「私自身の年金保険料未払い発表までの対応の仕方に不手際があり、政治不信
を増幅してしまった」??。福田氏が官房長官の辞任を表明した会見の席上、理由
をこう説明したのは記憶に新しい。首相は14日夜、説明責任は「これから国会の審
議で(果たす)」と述べたが、野党が責任追及で攻勢を強め、首相が批判の矢面に立
たされるのは必至だ。
UBS証券の政治経済アナリスト、岡崎維徳氏は、首相が退陣しなければ野党
は内閣不信任決議案を提出するだろうと指摘。民主党の新代表に就任する小沢一郎
氏は、「年金問題で小泉政権に戦線布告した」とみる。首相にとっては訪朝で成果を
出せるかが、生き残りのカギになりそうだ。


(私のコメント)
年金をめぐる政局はいよいよ小泉首相の年金未納疑惑にまで発展してきました。法律的には問題がなくても、年金問題を審議する国会議員が未納だったりしては国民感情が納まらないでしょう。今度の年金改正で19段階で年金の掛け金が引き上げられ支給額が減らされる。ここまで来たら抜本的な改正をしなければならないのに、年金官僚が作った改正案をそのまま通してしまった。

国会議員には議員年金と言うものが有って、わざわざ国民年金など払う必要がないという自覚の持ち主が国会議員の中に多くいたということでしょう。もし議員年金と言うものがなくて年金が一元化されていれば国会議員の皆さんも無関心ではいられなかったでしょう。公務員の共済年金にも問題があり一元化の問題は避けられない問題でしたが、小泉内閣は強引に押し通そうとしたところに問題の火の根があります。

だから未納自体は「うっかりしてました」で済むことなのなのに、菅民主党代表は三党合意で幕引きをしようとしたことを問題にされたのであり、神崎公明党党首は法案が通るまで隠していたことが問題であり、小泉首相は10日の記者会見で未納はないと虚偽の答弁がばれてしまった。最初から明らかにしていれば問題はなくとも、週刊誌でばらされてから公表することは政治家として責任を問われるだろう。

12日の日記で指摘したように、小泉首相は北朝鮮への訪問で一発逆転を図ることで、参院選の中央突破を図るようだ。たぶん金正日から拉致被害者の子供と引き替えに様々な条件を持ち出してくるだろう。小泉首相が8人の子供達と一緒に日本へ帰国できればこれほどの選挙の宣伝材料はない。逆に交渉が決裂して空拳で帰れば逆効果になるから、金正日から足元を見られて交渉は厳しいものとなるだろう。

このような、あまりにも見え見えな訪朝に対してマスコミも冷ややかな反応を見せている。それでも無条件で8人の子供が帰れば参院選の勝利は間違いない。しばらくは帰国した子供達でワイドショーは持ちきりだろう。しかし金正日が厳しい条件を突きつけてきたら、小泉首相は突っぱねても受け入れても厳しい批判を浴びることになる。

たぶん表面的にはある程度の条件は呑んで、裏交渉で巨額の援助が約束されるのだろう。そうなれば森派の森会長は巨額の援助資金の数パーセントはキックバックされてくるから、参院選でも選挙資金は賄える。今までは中国、北朝鮮は橋本派の資金源になっていましたが、少なくとも北朝鮮は森派が仕切ることになる。

ただし森派の中でも勢力争いがあるから、今までは福田官房長官ー田中均ルートが交渉窓口だったのが、山崎ー平沢ルートが窓口になったことによって福田氏は頭にきて官房長官を辞めたのかもしれない。しかし交渉がまとまらなければ金も動かないから小泉首相も厳しいところだ。金正日にとっても日本からの援助は今すぐ欲しい。だからすでにある程度裏交渉で話はついており、22日の訪朝は小泉首相は8人の子供と一緒に帰ってくるだろう。

問題は小沢氏が民主党の代表になったことによって、小泉首相の風当たりもきつくなって来ることだ。年金問題で参議院選挙が争われることになると、北朝鮮からの凱旋効果もあまりないかもしれない。その辺の世論の動きも読みきれないところがあり、年金は生活に密着した問題だから対応を誤ると自民公明党は選挙で負ける可能性もある。

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