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厚生労働省は年金保険料の未納問題の深刻化に対応した対策に乗り出す。保険料未納者への強制徴収で財産調査を拒否すれば、最高30万円(企業なら同50万円)の罰金を科す仕組みを導入する。一方、うっかりして厚生年金から国民年金への切り替えを忘れたり、「保険料免除」を受けた人が改めて払い直す際は、過去の保険料にかかる金利軽減などで納付を促す。2005年度から実施し、「アメとムチ」で納付率引き上げを狙う。
2002年度でみると、自営業者や学生が加入する国民年金で制度に入っているにもかかわらず保険料を支払っていない「未納」の比率が37%。企業を退職した際に会社員が加入する厚生年金から自営業者らの国民年金に移行するのを忘れる「未加入」も多い。国会議員などでは「未加入」が多いとみられる。
厚生労働省はこうした問題を放置すれば、国民の年金制度への不信感に歯止めがかからなくなると判断。納付率の引き上げへ向け、抜本的な対策を講じることにした。
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt68/20040513NN003Y43713052004.html