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[東京 14日 ロイター] 民主党の次期代表就任要請を受け入れた小沢代表代行は、受諾した以上、民主党が政権を担える党になることを目指すとしたが、自身が代表になることによって大目標を達成できるか自問自答している、と語った。
岡田幹事長との会談後、記者会見した。
代表就任を受諾した経緯について、小沢氏は、岡田幹事長からきょう改めて要請を受け、「その任にないと申し上げたが、何としても了承して欲しいという再度幹事長の要請があり、これ以上、私自身の勝手を申し上げるわけにいかないと思い、了承した」と述べた。
さらに、小沢氏は、「今なお、果たして私で政権交代という大目標を達成できるか、はなはだ疑問に思っている」と発言。民主党と旧自由党の合併に際し、政権交代に向け一兵卒として支える考えを強調した同氏は、「私自身が(代表に)なることによって、(大目標が)達成できるか自問自答している」と心中を語った。
小沢氏によると、承諾を決めたのはきょう。「大変、任が重く、気が重い」としながらも、「やる以上はわれわれの大目標が達成できるよう、皆さんの力を頂き、頑張るしかない」と、短時間の会見を締めくくった。
年金制度改革関連法案の扱いをめぐって、自身が反対した3党合意は認めないのかとの質問に対しては、「私の政治理念、哲学、信条、信念はどのような立場になろうとも変らない」と述べるにとどめた。
また、小沢氏によると、岡田幹事長と代表選を行うことで一致したが、9月に行われる予定の代表選の繰上げになるかは、「幹事長に質問して欲しい」とコメントを避けており、小沢氏の任期はまだ不透明だ。