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【自衛隊イラク派遣】イラク派遣陸自隊員が「サマワ日記」 緊張の日々つづる【asahi.com記事】
http://www2.asahi.com/special/jieitai/TKY200405090214.html
第2陣の出発が出発した陸上自衛隊のイラク派遣。宿営地近くへの砲弾の着弾や派遣反対の現地住民のデモなど危険と緊張のなか、サマワで活動する隊員がこのほど、出発前夜からつづる日記を知人らに電子メールで送った。
隊員は3月13日、主力第2波の要員として、北海道千歳市の新千歳空港からイラクに出発した。送られた日記は3月12日から4月8日分まで。
■迫撃砲 光2、3回
4月7日 《夜11時ごろ、歯磨きをしていると、太陽の昇る方向から『パン』という音とともに炎のような光が2、3回あがった。何だろうと眺めていると『襲撃だ、逃げろ』と叫ぶ者あり。防弾チョッキを着て待避壕(ごう)へ》
宿営地近くに迫撃砲によるとみられる砲弾が3発撃たれたのは、現地時間7日午後11時(日本時間8日午前4時)過ぎ。就寝前の宿営地内の緊張は一気に高まった。
出発前、この隊員は朝日新聞の取材に、現地で恐れていることに迫撃砲の攻撃を挙げ、「突然の見えない攻撃が本当に怖い」と話していた。
サマワの夜がふける。 《屋根のない壕なので寒くてたまらない。不憫(ふびん)に思ったオランダ軍の兵士がお茶を持ってきてくれた。何してるんだか……》
■食べたいもの掲示板
宿営地の食堂には「今食べたいもの掲示板」がかかっていて、隊員たちが思い思いのメニューを書き込んでいるという。
3月25日 《トンカツ、すし、妻の手料理……みんなの思いが込められている。中には『パックめし』も。一同爆笑》
隊員が宿営地に到着した3月21日の夕食は、久しぶりの日本食だった。
《うなぎがおいしかった。みそ汁もちょっと薄めでちょうど良し》
風呂に関する記述も目立つ。
3月23日 《午後からは宿営地の天幕張り作業。久しぶりの屋外での作業で、充実感大。今日も遅い風呂だったが、お湯が本当に奇麗(きれい)。みんなの心がけの成果だろう》
ただ、宿営地内にとじこもる生活には、《普段自覚はないが、相当なストレスがたまっているようだ》(3月29日)。
■土嚢作り資材運搬
テント張り、土のう作り、資材の運搬、小学生にプレゼントする文房具の箱詰め――。宿営地の作業はさまざまだ。
宿営地外の作業を中止した4月6日は、完成した給水システムを見学した。《近くの運河から水をくみ上げている。浄水した水をいただく。ミネラルウオーターよりおいしいかも》
妻とは電子メール や衛星電話で連絡している。
4月5日 《ムサンナ県内の治安の悪化により(作業が)中止に。正直、ほっとした。自分には家族がいる。無事で帰ってくることを条件にイラクに来たのだから、RPG―7(人員携行ロケット・ランチャー)の餌食になるわけにはいかない》
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「日記」の掲載は本人の許可を得ています。 (05/10 03:05)
陸上自衛隊の活動と安全確保のための措置。