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★ 参院選で自民党が単独過半数を達成するためには、浮動票が民主党に流れることを防止する必要がある。
そのためには、菅民主党代表を辞任に追い込むことが必要とされる。
▼ 国民年金保険料について、「未納7閣僚中、他の6閣僚は残留し、福田官房長官のみが辞任」という形式を採ることで、自民党が狙っているのは、民主党にも同様の形式(=菅代表のみ辞任)を求める声を、民主党内部(小沢代表代行ほか)からも世論的にも、「ケジメ」論で盛り上げることである。
現在分かっているだけでも、未納者は、「政党別にみると、自民が25人、民主12人、共産1人。公明、社民両党はこれまでの調査では未納者はいない。」状況にある。
本当に、年金未払いが問題であれば、未納者数の上では自民党が最も批判される筈だが、世論はそうなってはいない。
▼ 未納者が少ない(或いは居ない?)共産・社民は、反戦系NGO と一纏めにして、イラク人質事件での「自作自演」公安リーク情報で充分に叩かれ、もはや参院選においては、自民党の"小魚骨"ですらない。残るは、民主党だけという状況で、福田官房長官辞任劇が演じられている。
▼ 民主党内からの、小沢代表代行の昇格を求める声も、旧自由党メンバーとしては、丁度よいタイミングを捉えただけのことで、予定通りであろう。
今回の「菅代表辞任」要求以前、既に小沢一郎は、党内左派と目されていた旧社会党右派出身の横道孝弘副代表を、「国連待機部隊」論で取り込んでいる。
福田康夫官房長官の辞任を受けて民主党内で7日、年金未納問題を抱える菅直人代表の辞任論が強まった。菅氏を擁護する意見は少数にとどまり、年金制度改革関連法案をめぐる自民、公明両党との3党合意の了承も見送られた。菅氏は一段と厳しい立場に追い込まれた。
同党は党本部で開いた両院議員懇談会で、菅氏の未納問題などを協議。中堅や若手議員を中心に「福田長官に先を越されたが、菅氏もけじめを付けるべきだ」と辞任を促す意見が相次いだ。また、3党合意にも「参院選での争点がなくなり選挙が戦えない」などの批判が続出し、了承を10日の両院議員懇談会に持ち越した。
これに対し、菅氏は「(批判は)重く受け止めるが、出処進退は自分の判断だ」と述べ、現時点では辞任しない方針を重ねて表明した。ただ、党内には、3党合意の了承が得られるメドが付けば、菅氏は10日にも辞任を最終決断するとの見方が浮上した。
一方、菅氏の辞任を前提に、鳩山由紀夫前代表を支えるグループなどから、後任に小沢一郎代表代行の昇格を求める声が出ている。
[5月8日3時1分更新]
菅代表辞任論強まる、10日にも結論=3党合意了承を持ち越し−民主