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民主党最高顧問の羽田孜元首相が、国民年金への加入が義務付けられた86年4月から95年7月まで9年間余り未加入で、保険料を支払っていなかったことが6日、明らかになった。羽田氏は94年4月から同年6月まで首相を務めており、首相在任中も未払いだったことになる。
羽田氏の事務所が発表した。それによると、羽田氏が与野党国会議員の未納問題がきっかけに自主調査を行い、確認した。義務化された当時に農相を務めており、国家公務員共済年金を支払っていたため、国民年金の加入義務はないと判断したという。
羽田氏は「国民の皆様に大きな不信感を与え、私自身の責任としておおいに反省する」とコメントした。【平元英治】
毎日新聞 2004年5月6日 11時41分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040506k0000e010038000c.html