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同時多発テロ(01年9月)への米政府の事前対応を検証する独立調査委員会の論議を聞いているうちに、憂うつな気分になってきた。惨事を防げなかった責任の所在はどうであれ、委員会の最終報告の「結論」が見えるからだ。テロの再発を阻止するための情報収集・分析能力の一層の強化、それに情報機関相互の連携体制の整備。つまるところは「超監視社会」の提言である。
ブッシュ政権は強大な権限を持つ「国家情報局長」のポストをホワイトハウスに新設することを検討している。中央情報局(CIA)をはじめ政府の15の情報機関を統括し、年間400億ドルといわれる情報関連予算も一元管理する構想。政権中枢が直接コントロールする「情報国家」を目指そうというわけだ。
しかし、超監視社会は一般市民を巻き添えにする。今秋から入国時に指紋と顔写真をとられる日本人旅行者も例外ではない。すべての航空機の乗客の身元を搭乗前にスクリーニング(審査)し、座席ごとに乗客の「テロ危険度」をカラーコードで示すシステムまで検討されているという。
米当局は既に「ノーフライ・リスト」と呼ばれる極秘の搭乗拒否者名簿を作成している。全米市民自由連合(ACLU)は今月初め、空港で足止めを食った「同姓同名」の米国人7人を代理して集団訴訟を起こした。知らないところでテロリストのレッテルを張られる時代だ。
ブッシュ大統領は情報収集活動などを容易にするため、来年末で期限が切れる愛国者法(反テロ法)の恒久化に躍起だ。超監視社会はきっと住みにくい。(北米総局・河野俊史)
毎日新聞 2004年4月29日 23時16分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040430k0000m070105000c.html
「情報通信専門官庁」+「保安」=盗聴官庁 >Re: 「情報通信省」の創設検討、首相が指示
http://www.asyura2.com/0311/it04/msg/765.html
御投稿者 passengerさん 日時 2004 年 1 月 21 日
**IT監視社会が来る**あなたの居場所や行動が他人に筒抜け−。【東京新聞】
http://www.asyura2.com/0401/it05/msg/244.html
御投稿者 どさんこさん 日時 2004 年 3 月 22 日
3.14戦争と監視社会シンポ、110名参加し成功 [Hot News!]
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/329.html
第1回口頭弁論 訴えにあたって ジャーナリスト斎藤貴男 [住基ネット差し止め訴訟を支援する会]
http://www.asyura2.com/0401/it05/msg/450.html
デジタル・ヘル―サイバー化「監視社会」の闇 古川 利明【著】はじめに
http://www.asyura2.com/0401/it05/msg/412.html
内偵の道具としてのインターネット[No More Capitalism]
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/364.html