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<世論調査>政府の自衛隊撤退拒否、支持は65%
毎日新聞は17、18両日、全国世論調査(電話)を行った。イラクでの日本人人質事件で犯人グループからの自衛隊撤退要求を拒否した政府の判断について「支持する」との回答は65%を占め、「支持しない」の29%を大きく上回った。しかし、自衛隊イラク派遣への賛成は47%と、3月の前回調査より3ポイント減り、3ポイント増の反対46%と再びきっ抗した。小泉内閣の支持率は51%と、前回の50%からほぼ横ばいで、撤退拒否への支持は、自衛隊派遣支持や内閣支持には直結しなかった。
撤退拒否を支持した理由としては「テロに屈したことになる」が39%でトップ。次いで「イラク復興に自衛隊が必要」が37%だった。一方、撤退拒否支持の27%は自衛隊派遣に反対している。「自衛隊派遣には反対だが、テロに屈する形で撤退するのはよくない」と考えた人たちが、支持の割合を押し上げたと言えそうだ。
また、支持しない理由では「自衛隊派遣は米国への協力に過ぎないから」が43%で、「人命を最優先すべきだ」の24%より多かった。人質殺害を予告した犯人側の要求の受け入れ論は少なかった。
自衛隊のイラク派遣賛成は、前々回の今年1月に47%、前回50%と増えていた。今回下がった背景にはイラクの治安情勢の急激な悪化もあるとみられる。
内閣支持率は衆院選直後の昨年11月に42%まで下がったが、同12月に48%に戻して以降、微増傾向。支持理由は今回も「政治のあり方が変わりそうだから」が前回と同様、41%で最も多かった。不支持理由は「景気回復が遅れているから」が、前回から10ポイント減らしながらも46%でトップだった。
政党支持率は、自民党が30%と前回から6ポイント減らし、「支持政党なし」が3ポイント増えて40%となった。その他は民主党が15%(同1ポイント増)、公明党が5%(同)、共産党3%(増減なし)、社民党2%(同)と大きな変化はなかった。【平田崇浩】(毎日新聞)
[4月18日21時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040419-00000065-mai-pol