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(回答先: いつまた拉致されるか分からない - 小泉発言 投稿者 レイ 日時 2004 年 6 月 21 日 12:56:07)
小泉首相は何を考えて、「北朝鮮との敵対関係を友好関係にしないと、いつまた拉致されるか分からない。日本の脅威をなくすためにも(関係正常化が)必要だ」と説明したのだろうか。
【問題点】
● 日本と北朝鮮が敵対関係にあることを認めた。
「日本と北朝鮮が敵対関係にある」との主張は北朝鮮政権のものであり、日本政府は、「国交未回復の非友好関係」という認識と主張であったはずだ。
● 敵対関係にある相手国が自国民を拉致するのは異常ではないかのような認識を垣間見せた。
敵対関係や戦争状態にあっても、国家機関が相手国の一般国民を拉致して自国に軟禁するのは明白な犯罪である。
小泉首相は、そのような当然の認識を語ることなく、敵対関係→自国民の拉致という首相にあるまじき説明で済ました。
● 首相が自国民の安全に対する北朝鮮の脅威を跳ね返せないことを吐露した。
在野の人であれば、「いつまた拉致されるか分からない」との危惧を語ることはそれほど問題ではない。
しかし、日本国総理大臣が、北朝鮮に「いつまた拉致されるか分からない」と口に出すことがどれほど不様で恥さらしなのかは少しでも考えればわかるはずだ。
※ 北朝鮮の策動を実際に防ぎきれるかどうかを問題にしているのではなく、それができないことを公言していたことを問題にしている。
こういう人物が総理大臣であり続け、対外軍事活動や有事法制整備にいそしんでいる日本が、まっとうな未来を切り開けないことだけは確かだ。