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参院選、51議席割れでも首相続投?=退陣論にも無反応−緊張感乏しい自民
自民党が参院選で目標とする「51議席」獲得に仮に失敗した場合、小泉純一郎首相退陣という事態になるのかどうか。24日の参院選公示を前に安倍晋三幹事長は「参院選の勝敗は首相が責任を取る性格のものではない」と発言。「負ければ退陣が当然」(青木幹雄参院幹事長)という従来の認識との食い違いをみせた。
首相退陣を明言するのは青木氏。4月に「橋本龍太郎元首相も(参院選敗北で)内閣総辞職したのだから、首相も当然そうせざるを得ない」と発言して以来、事あるごとに「退陣」に言及。通常国会閉幕後も「ずっと言い続けているが、首相から抗議があったことはない」と言い切った。
ところが、安倍氏は17日のインタビューで「政権選択は衆院選だ」として、参院選敗北での首相責任を否定。「負ければ退陣」という青木氏の“常識”を覆す考えを示した。
もっとも、青木氏の首相退陣論は「党内の引き締めが狙い。まさか51議席は割り込まないだろうというのが本音」(参院幹部)と受け止められており、「退陣」の言葉に勢いづく空気はほとんどない。
一方、安倍氏の発言に対しても、党内の反応は鈍い。同氏周辺は「51議席も確実ではないという危機感の表れ」と解説するが、もともと51議席という目標が「高いハードル」と見られていないのが実情。目標達成を確実にするため党内の緊張感をどう盛り上げていくかが、自民党の課題といえそうだ。
(了)(時事通信)
[6月19日14時31分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040619-00000039-jij-pol