現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙3 > 1045.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: <小泉首相>故福田赳夫元首相の墓参り(毎日新聞) − 色紙に「無信不立」「春風接人」だって。 投稿者 シジミ 日時 2004 年 6 月 18 日 21:27:14)
無信不立
小泉純一郎です。
「無信不立(信無くば立たず)」
論語の一節で、孔子が弟子の子貢(しこう)に語った言葉。「政治の安定
に最も大切なものは、国民との信頼関係である」という意味です。
「痛みを恐れず、日本の再生のために、改革を進めなくてはならない」。
私は総理就任以来、こう主張してきました。
しかし、政治や行政に対する国民の信頼なくしては、改革は進みません。
最近の外務省をめぐる出来事は、日本の外交のみならず、政治や行政に対
する国民の信頼を揺るがす極めて重大なことと受け止めています。
外務省には、抜本的な改革が必要です。川口大臣は、就任後直ちに、「開
かれた外務省のための10の改革」を発表しました。国民の批判を真摯に受
け止め、外部の方々の意見も十分に取り入れて、徹底的な改革を進めなくて
はなりません。
一日も早く、国民に信頼される外交が取り戻せるよう、私も全力を尽くし
ます。
「政」と「官」の関係、これも、しっかり正していかなければなりません。
国民の代表者である政治家が行政に様々な意見を伝えることは当然必要で
す。適切な意見は取り入れれば良いし、不適切な意見は排除する。
この原則が曲げられることのないよう、「政」も「官」も身をただして行
動しなくてはなりません。
「信頼の政治」。これが私の原点です。もう一度原点を見つめ直し、日本
の発展のために改革を着実に進めていきます。