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捜査費を不正流用、裏金運用3年間 京都府警の一部部署【朝日】上納金とか、まるで、、、。
http://www.asahi.com/national/update/0730/005.html
京都府警の一部の部署が、国や府から支出される捜査費に関し、本部会計課に提出する現金出納簿とは別に、少なくとも3年間にわたり、「裏帳簿」をつくり、裏金として運用していたことが分かった。捜査費全額をプールして管理していたとみられ、飲み会代や餞別(せんべつ)のほか、「上納金」や「課長分」といった記録もあった。不正に流用された金額は分かっていない。府警は幹部から順次、聞き取りを始め、実態調査に乗り出した。
関係者によると、「裏帳簿」をつくっていたのは府警本部の捜査部門の部署。支出入のあった日付と金額、内容などが約3年間分、記されている。部署の会計責任者が書き入れていたという。
この部署の捜査費は毎月数十万〜十数万円に上る。入金分はすべていったん裏金としてプールし、捜査に必要な経費だけでなく、慰労会代や慶弔費、捜査本部への激励代など、本来、支出が認められない費用にも充てていたらしい。
ある時期には毎月、「課長分」との項目で5万円ずつ支出したとの記録があった。また、「上納金」という名目で、数万円が庶務担当課を通じて支出されていた時期もあった。関係者は「『課長分』は実際に課長に支払った額で、『上納金』は部長あてだ」と説明する。
支出記録には、課長が異動した際の餞別など20万〜100万円のほか、「課長を囲む会」「課長と部長の懇親会」「焼き肉会」「逮捕術大会打ち上げ」などの項目も並ぶ。飲食にも頻繁に使われていたという。
関係者は「前任者から引き継がれ、疑問を感じながらも続けていた。現在はもうやっていないはずだ」と話す。「上納」の金額は課によって異なると話す関係者もおり、多くの部署で捜査費を裏金にしていた可能性もある。
捜査費は、情報提供者や捜査協力者への謝礼や、捜査で使うレンタカー代、張り込みのための宿泊費などに使われる。国や府から毎月、各部署に支出され、領収書などを添えて精算する仕組みだ。
京都府警はすべての部署が、現金出納簿や支払精算書などの書類を会計課に提出し、会計監査を受けている。しかし、「裏帳簿」の存在が明らかになったことで、これらの文書の信憑(しんぴょう)性にも疑問が出てきた。
府警は先月、国費や府費から支出される旅費の通帳を一括保管するなどして流用する問題が発覚。早川寛・総務部長をトップとする60人態勢の調査チームを設け、捜査員からの聞き取りなど調査を進めている最中だった。
(07/30 06:01)