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http://www.asahi.com/national/update/0727/036.html
財団法人アジア女性基金は27日、高校生の性暴力被害実態調査の結果を発表した。約1500人の女子生徒のうち、20人に1人が「無理やりセックスをされたことがある」と回答した。恋人や知人などからの被害が圧倒的に多かった。高校生を対象にした大規模な性暴力被害調査は初めてだという。
調査は、アジア女性基金の委託を受けて、大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンターの野坂祐子講師らの研究班が昨年11月から12月にかけて実施。東京都内9校と九州地区3校の協力で、女子生徒1463人、男子生徒883人が質問用紙に無記名方式で回答した。
「相手の裸や性器をわざと見せられたことがあるか」との質問には女子35.1%、男子12.7%▽「無理やり体を触られたりしたことがあるか」との質問には女子37.2%、男子13.6%▽「無理やりセックスされそうになったことがあるか」との質問には女子13.2%、男子2.7%▽「無理やりセックスをされたことがあるか」との質問には女子5.3%、男子1.5%が、それぞれ「ある」と答えた。
研究班では、夫婦や恋人間でも同意のないセックスはレイプ(強姦(ごうかん))としており、加害者としては恋人35.9%▽知り合い34.6%▽友達29.5%(複数回答可)などが多数を占め、教師や家族との答えもあった。
レイプ被害については、大学研究者が東京都の一般成人女性459人を対象にした調査(99年)で8.4%という結果が出ており、「女子生徒の5%というのは十分うなずける数字」(野坂講師)という。
野坂講師らは「高校生の間でも、親密な関係の中での性暴力が多いという実態をまず知ってほしい。夜道は危ない、痴漢に注意などのメッセージでは被害防止にほとんど役に立たない」と指摘している。
研究班では東京都内の公立高校を中心に協力を要請したが、「性に関する調査」というだけでタブー視されたり、「管理職の了解が得られない」などの理由で20校以上に断られた。回答した生徒らからは「被害者のために役立ててほしい」などの多くの自由記述があった。 (07/27 22:29)