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仲裁の警官「忙しい」と途中で退去…埼玉の刺殺事件
埼玉県富士見市、無職石川貴文さん(31)が23日、交際していた女性の兄で配管工の藤森学容疑者(23)に刺殺された事件で、両者の話し合いに立ち会っていた東入間署員が、2人がつかみ合いになりかけるなどしていたにもかかわらず、「最後までいてほしい」と求めた藤森容疑者の要請を断り、途中で引き揚げていたことが24日、わかった。
藤森容疑者に接見した弁護士によると、同容疑者は「署員は『警察は忙しい』と言って帰ってしまった」などと話しているといい、埼玉県警は、対応に誤りがなかったかどうか、署員から事情を聞いている。
東入間署などによると、藤森容疑者は事件前、石川さんについて、「妹が覚せい剤を打たれている」などと同署に相談。石川さんも「同せい相手の女性に健康保険証と印鑑を盗まれた」などと相談していた。
藤森容疑者は事件前日、同署に立ち会いを依頼。23日午後1時ごろ、署員2人と現場のアパートで落ち合った。少なくとも署員の1人は藤森容疑者から直接相談を受けており、2人の間にトラブルがあったことを知っていたという。
藤森容疑者が印鑑を返そうとした際、石川さんとつかみ合いになりかけたが、署員が仲裁。しかし、石川さんの部屋から妹の荷物を持ち帰ろうとした藤森容疑者が署員に残っていてほしいと頼んだところ、署員は「その話は聞いてない。そこまでは立ち会えない」などと言って立ち去ったという。その約1時間20分後、石川さんは殺害された。
東入間署は当初、「署員が『落ち着いて話し合いなさい』と諭したところ、双方が納得した様子だったので引き揚げた」などと説明していたが、「詳細を現在調査中」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040725i501.htm