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(回答先: 漫画だ、漫画的過ぎる。こんな漫画的なことがあり得るのか?現実がこれではお笑い芸人は大変だ!(^^;→あぶら汗 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 7 月 13 日 20:36:09)
「一切事件に関係ない」早川被告、長官狙撃事件で手紙(読売新聞)
http://newsflash.nifty.com/search?func=2&article_id=ts__yomiuri_20040716ic04&csvname=1923236301
国松孝次・警察庁長官(当時)狙撃事件で、現場指揮をとった疑いが浮上しているオウム真理教元幹部の早川紀代秀被告(55)(上告中)が15日、読売新聞に対して事件当日の行動などを説明し、関与を否定する手紙を寄せた。1、2審で死刑判決を受け、東京・小菅の東京拘置所にいる早川被告は、「一切、事件には関係していない。今さら、ウソは申しません」と書いている。
手紙によると早川被告は、事件が発生した1995年3月30日は、同事件で逮捕された植村(旧姓・岐部)哲也容疑者(49)と一緒に山梨県上九一色村の教団施設から車で東京に向かった。早朝に東京に着き、植村容疑者は東京都千代田区内で降車、早川被告は赤坂に寄った後、夕方まで六本木にいたと説明。自身の行動は、中央道に設置された車のナンバープレート記録装置やホテルの宿泊記録でも裏付けられている、と主張している。
同事件で逮捕された元巡査長の小杉敏行容疑者(39)については、事件の数年前に杉並道場で面談した可能性があるとしたが、「それ以降現在に至るまで会ったことも、電話で話したこともない。小杉という名前は記憶になかった」としている。
警視庁が狙撃の実行役の可能性があると見ている端本悟被告(37)(1、2審死刑、上告中)とは、事件前後に会ったが、話題は「地震兵器」を研究していたとされるセルビア人科学者の論文のことで、「長官狙撃のことは話していない」としている。
[読売新聞:2004年07月16日03時16分]
逮捕1週間、小杉供述の裏付け急ぐ…国松長官狙撃事件(読売新聞)
http://newsflash.nifty.com/search?func=2&article_id=tk__yomiuri_20040713i501&csvname=1923236301
国松孝次・警察庁長官(当時)狙撃事件で、警視庁が元巡査長の小杉敏行容疑者(39)ら当時のオウム真理教信者3人を殺人未遂の疑いで逮捕して、13日で1週間。
警視庁は小杉供述の裏付けを進めているが、その供述などから同庁が「狙撃の実行役」とみている教団元「自治省」所属、端本(はしもと)悟被告(37)=死刑判決を受け上告中=は関与を全面否定、慎重な捜査が続いている。
◆新証拠――
警視庁が事件の“突破口”を見つけたのは、一昨年10月。小杉容疑者は「自分が撃った」とするかつての供述を撤回し、「事件当日、ある男にコートを貸した」と新供述を始めていた。
特捜本部が、コートを改めて鑑定すると、すそに「溶融穴」と呼ばれる小さな穴が見つかった。肉眼では確認できない微粒物が付着していたが、警察では判別できなかった。
捜査員が専門家に助言を求めると、兵庫県三日月町の最新型の大型放射光施設「スプリング8」なら鑑定可能なことが分かった。
同年12月には、和歌山毒カレー事件の地裁判決で、スプリング8によるヒ素鑑定の証拠能力が認められ、特捜本部はコートの鑑定を依頼することにした。
結果が出たのは昨年4月。微粒物は金属の一部と判明し、狙撃現場のマンションの壁に付着していた銃弾の破片と成分が一致した。
「コートを着ていた男=狙撃の実行役」。鑑定から導き出された結論だった。
◆供述――
「コートは『救済に使ったのでクリーニングに出すように』と言われ、そうした」。小杉容疑者は新たにこう供述した。
捜査員が確認すると、事件当日夕、小杉容疑者は東京都文京区にある警視庁独身寮近くのクリーニング店を訪ね、コートを洗濯に出していたことが判明した。
「事件前日は義兄に車を借り、端本被告似の男に貸した」。その供述についても、義兄の証言で確認が取れた。こうした一致から警視庁は「小杉供述は信ぴょう性が高い」とみている。
捜査陣が注目する供述がもう一つある。「教祖=松本智津夫被告(49)=が事件当日の夜に話したことをメモした」。爆発物取締罰則違反の疑いで逮捕された石川公一容疑者(35)が、95年当時の聴取に語った説明だ。
メモには、特殊な銃弾が狙撃に使われたことなど当事者しか知らない事実も記され、松本被告が事前に犯行を知っていた可能性が浮上している。
◆今後の捜査――
警視庁は今回、小杉容疑者のほか、逃走の支援役などとして植村(旧姓・岐部)哲也(49)、砂押光朗(36)両容疑者も殺人未遂の疑いで逮捕したが、当初は3人のほか、端本被告と、現場での目撃情報がある早川紀代秀被告(54)、そして松本被告の3人の立件を視野に入れていた。
しかし、3被告は死刑判決を受け、上告・控訴中で、新たな物証も得られないため、裁判への影響を考慮して様子を見ることにした。
警視庁は植村、砂押両容疑者の調べで新事実を引き出したい考えだが、その植村容疑者は否認、砂押容疑者は黙秘を続けている。
端本、早川両被告も関与を否定している。端本被告の弁護士は「端本被告は小杉容疑者と『1度会っただけ』と話し、事件へのかかわりを否定している。立件されていない事件も我々に話しており、隠していることはないと信じる」、早川被告の弁護士は「『本当にオウムの事件なのだろうか』と早川被告は首をかしげている」としている。
[読売新聞:2004年07月13日10時16分]