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(回答先: 青少年犯罪の凶悪化進む、被害8年連続で増加 藤原智美(著) 『家族を「する」家』 投稿者 TORA 日時 2004 年 6 月 25 日 15:21:52)
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/1224.html
こちらにも貼ったデータですが
少年犯罪は急増しているか
http://kogoroy.tripod.com/hanzai.html
「いつの間にか少年犯罪は急増している・メディアのせいだ」というコンセンサスができてしまいましたが、
それは違うということはすぐわかると思います。
犯罪が格上げされて凶悪犯罪としてカウントされる場合もあるようで・・・
<上記サイトより一部引用>
1996年の検挙数は1062人、1997年は1701人。なぜ、これまで低水準で推移していたのに、この年、前年に比べて突然600人以上も少年の強盗が増えたのでしょうか。
「やっぱり、ゲームやアニメをはじめとする暴力的メディアが、人の痛みを分からなくさせ、強盗を引き起こしている。少年たちの心の闇を早急に…」という声が聞こえてきそうです。低水準で安定的に推移していたはずなのに、いったい、少年たちの心に何が起こったのでしょうか。
実は少年の心には何も起こっていないのです。この年、取り締まる側である警察の姿勢に変化があったのです。1997年6月3日関口警察庁長官が「悪質な非行には厳正に対処、補導を含む強い姿勢で挑む」と述べています。この発言から、警察が強硬姿勢を示し、少年犯罪の罪状がより重く科せられるようになったのです。
強盗というと、「オヤジ狩り」に代表される路上強盗や、家に押し入り、被害者に暴行を加えた上で金品を奪う姿が想像されます。しかし、少年犯罪における強盗の実状の多くはかなり違います。例えば、万引きをして、店員に見つかり、犯人が逃げようとして店員を突き飛ばし、店員が軽傷を負ったとします。このような事案はそれまで、窃盗として検挙されていました。これが厳罰化の傾向により、強盗として検挙されることになったのです。また、ひったくりでもこれまではすべて窃盗に分類されていたものが、上手くけがを負わせずになされれば窃盗、軽傷だろうが、傷害を負わせてしまえば、すべて強盗として数えられることになったのです。正直言って、このような事件が凶悪犯罪として数えられてしまうことには違和感を覚えてしまいます。せいぜい窃盗+傷害がいいところでしょう。つまり、1997年以降の凶悪犯罪増加については、少年自体は何も変わっていないが、警察の姿勢が変わったことが原因である、といえます。
振り返ってみると70年代や80年代はネットはありませんでしたが、テレビ・漫画はどうでしたか。
今よりも緩い規制でエロ・グロ・ナンセンスも含んだ作品がもっと普通に放送されていたのではないですか。
もちろん批判もありましたが、基本的には国民は寛容にそれらと付き合い楽しんできたはずです。
私はメディアの影響は実際の犯罪とはほとんど関係なく、一般的に言われているような悪影響のせいで犯罪が増減することはないという立場です。
ところでまだマスコミなどは犯罪とメディアの関係をしつこく煽ってますが、
90年代半ば〜後半あたりから表現規制が特に強くなり、それ以降もどんどん強くなる傾向にあるのに
「少年犯罪が増えた〜、メディアのせいだ〜」と煽ってみても何ら説得力のない話だと思います。
表現規制の緩い時代よりも規制が強くなった時代の方が増えたと言ってるようなものですから。
この問題はプロパガンダの力があまりにも強すぎるためになかなか本当のところがわかりにくくなっていますが、もう一度、よく考えて欲しいです。
極めて個人的な意見ですが、メディアと犯罪の関係といえば宮崎勤事件が有名な事件のひとつですが
この事件以降もまだ規制はそんなに強くならなかったと思います。
90年代半ばごろから後半にかけて危険な少年がクローズアップされるのと同じぐらいに突然来たという記憶があるのですが、どうでしょうか?