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「皇族警備で裏金づくり」 道警OB、監査委員に申告へ 2004/06/22 08:18
一連の道警裏金問題に関連し、道警OBで会社員の男性が21日、「裏金は岩見沢署など全署で行われていた。国費の皇族の警備予算や、署員の当直手当も裏金の原資となっていた」などとする告発文を記し、道監査委員に提出する意向を固めた。市川守弘弁護士(札幌)が男性の代理人となり、近く、告発文とともに、裏金の実態を道監査委員に申告する。
告発文を記したのは、数年前に巡査部長で退職した道央圏在住の五十歳代の男性。申告は実名で行う。
告発文などによると、男性は自分が勤務した岩見沢署や釧路署などで裏金づくりが行われ、領収書や支払精算書の偽造にかかわったと証言。「当時、ごく当然の行為として暗黙の了解のうちに書いていた」という。
また、皇族の警備出動予算についても、警備に当たった警察官の人数を水増しして警察庁に報告し、水増し分を裏金にしていた。しかも、水増しの割合は三割から四割にも達していたという。
さらに男性は一九九○年代後半の岩見沢署での経験として、「当直の水増しによる裏金づくりがあった」と証言。実際の当直は一日六人だったが、七人として予算要求し、当直日誌には会計課員らがゴム印で架空の当直員の名を加えるなどした。この手法により、岩見沢署は年間約三百五十万円の裏金を確保していたはずだ、としている。
男性は「警部補以下の現場警察官の立場を考えると、上層部の者に腹が立って仕方ない。退職後、『警察の常識は非常識』とひしひしと感じた。各部署で(裏金づくりを)していたのは事実。裏付け書類がどうこうということではなく、道警は素直に非を公表し認めることでしか、道民の信頼を回復できない」と話している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040622&j=0030&k=200406221976