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女子小学生殺人事件![当世下町寺子屋事情、JANJAN]
http://www.janjan.jp/column/0406/0406055094/1.php
九州の佐世保市で【小6の女子が同級生の女子の首をカッターナイフで切って殺した】事件が起きた《その日の夕方》第一報を聞いて早速、《塾へやってきた小6女児》に感想を聞いてみた。
『ニュース聞いた?カッターナイフで小6の女の子が同級生を殺したっていうニュース?』
「えーっ、うっそー、知らない、はじめて聞いた、ビックリしたー、どーして、なんで?」とA子。
『うーん、詳しいことはまだゼンゼンわからんけど、給食の時間だったみたいだよ』
「女の子が殺したの?同級生って男の子なの、女の子なの?」
『うん、女の子が女の子殺したみたいだけど、A子の学校ではなんか問題起きてない?』
「ううん、別に……フツーだよ、みんな。そうヘンなのはいないよ」
『確か6年生は2クラスだったよな、今年も……◎◎小学校は……』
「うん、私の組は女15人男16人で、去年なんか少なくて女8人のクラスがあったんだよ」
『そっかー、で、今年の6年はイジメとかなんかないの?シカトするとか叩くとか……』
「うーん、ナイと思うけど、ただ隣りの組に登校拒否の子がいて2年からゼンゼン来てないよ」
『男の子、女の子なの、どーして来なくなったのか知ってる?その子が学校へ……』
「うん、男の子でさーイジメにあって、そんで来なくなったみたい。よくわかんないケド」
そこへ違う小学校の6年女子、仲良し二人組がやってきて、同じ質問をしてみた。
「えー、マジー、うっそー」
「ばっかみたい、信じらんない、どっかおかしいんじゃない」
「ゼッタイ変だよ、その女の子。まともじゃないよ!気ィー狂ってんじゃないかなー」
「そうだよ、フツーじゃーないよ。殺しちゃったらもう一生パーじゃない。アホだなー」
『うーん、そうだよな。相手の子の人生なんて、もうソレでオシマイだもんなー』
「ううん《殺したほうの子の人生がもうオシマイだ》っていったんだよ、センセー」
『オイオイ、殺したほうの子の心配してんのか、モウこれからの人生、先はナイって……』
「だって、死んじゃった子なんかもうどうしようもナイじゃん。それに心配なんかしてないしー」
『そうはいうけどさー、ニュースでは成績もいい普通の子だっていってたケドなー』
「だって、そんなんがフツーの子だったら、毎日どっかで殺人事件が起こってるよ」
……むむむ!……
6月3日《チャットでの悪口》が殺人の動機かも?という報道があって、また聞いてみた。
『B子とC子は確かインターネットしてるんだったよな、メールをやりとりしたり。こないだなんか、お兄ちゃんが修学旅行で《1日中、パソコンが使える!やったー》って喜んでいたもんなーB子』
「うん、しょっちゅうやってるよ。ホームページも持ってるし、メールもチャットも毎日やってる」
『じゃー、チャットでもめたり、喧嘩になったり、殺してやる!なんてなったことないの?』
「うん、コトバだけだったら、しょっちゅうあるよ。友達5、6人でさー、メッセンジャーってのを使ってチャットみたいのでさー、こないだも【ぶっちゃけちゃおうよー】ってんで、もう言いたいほうだい」
『で、どんなんが飛びかうんだ、そんなときは……ズイブンあらけないんだろうなー』
「★★ったらさー、うざいよねー。あのブス、ハゲ」とか「あんただってうざい、しっしっ」とか
「はりきっとんじゃねーよ、消えろ」とか「クサい、どっかへいけー死ねー」なんて平気でさ。
「そいで男なんかみんなガキでさー、女のほうがしきってるって感じ、うちらーのクラス…」
「うん、テメーとかオメーとか、女の方がメッチャ口が悪くて気も強い!すぐモノを投げるのもいる」
「だけど、そんな殺すとこまでいくチョー変なのはいないから心配するコトなんかないよ、センセイ」
『わかった、わかった。口が悪いのは特に《女の子で気になる》んだけど、ワザと言ってるとこもあるからなー。いつの時代でも異常なのはいるけど、最近ちょっと多すぎる気がして【ヤ】だなー』
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今時の小6生の本当の心理を知りたいなら、この「あっけらかん」さ、こそ答えではないだろうか。しかし、この「あっけらかん」を現実のものとして認めてしまうと、答えを出し損ねる大人社会の無能さをさらけ出す事になる。それを糊塗する作業にみな専念しているように見える。
一つの事実の究明の為に、それ以外のすべての事実に目を瞑るのは、一時の営業であったり、自己満足であったりすることが多いのも、これまた事実だ。