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神戸市職員を逮捕 覚せい剤所持容疑
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2004/06/01
大阪府警西成署は三十一日までに、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で、神戸市須磨区、同市環境局職員(39)を逮捕した。
調べでは、同容疑者は二十九日午後二時ごろ、大阪市西成区の路上で、二万円で購入した覚せい剤約○・五グラムを所持していた疑い。
巡回中の署員が覚せい剤の売人と接触した同容疑者に職務質問、所持を認めたため逮捕した。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0601ke31280.html
再三の不祥事 「薬物研修」導入へ
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2004/06/01
またも発覚した神戸市環境局職員による覚せい剤所持事件。これで薬物関連の逮捕は三年連続で、うち二件は同じ職場。度重なる不祥事に、同局は薬物に特化した研修を導入する。しかし、尿検査など抜本的な対策の実施には「人権面で問題が残る」と難色を示した。
同局によると、容疑者(39)は一九九一年十二月に採用され、九四年十月から西事業所で家庭ごみの収集を担当。勤務態度はまじめだが、病欠が目立ち、二十五、二十八日も風邪で休んでいた。
同局では、二〇〇三年九月に須磨事業所、〇二年七月にも西事業所の職員が覚せい剤所持容疑などで逮捕されている。
同局の財田美信次長は「市民の信頼を損ね申し訳ない。薬物の専門家を招いた研修で再発防止を目指したい」と陳謝。ただ尿検査などについては「現段階で導入は難しい」とした。
県内では、伊丹市交通局が相次ぐ職員の薬物事件を受け、〇二年度から同意した職員に限り尿検査を実施。ほぼ全職員が検査を受けている。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0601ke31250.html