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http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040426k0000m040117000c.html
中央社会保険医療協議会(中医協)をめぐる汚職事件で、わいろの原資を支出した政治団体・日本歯科医師連盟(日歯連)が01年度、献金しても領収書をもらえなかった政治家に番号を付け、金額を記載したリストを作成していたことが分かった。記載された政治家は少なくとも延べ20人以上に上り、1回当たりの献金額はそれぞれ数十万〜500万円前後だったという。一部の内部関係者への説明用に整理したとみられるが、裏献金が広く行われていた実態を示している。
関係者によると、リストはB5判の大学ノートに記載され、手書きで数ページ。ページの左側に主に2けたの番号が順不同で並び、右側には金額が記入されていた。金額とは別に「お中元」などとの記載もあった。
主に2けたの番号は特定の政治家を示す記号で、中には1人で5〜6回、それぞれ100万〜500万円で計1000万円前後の献金をしたことを示す記載もあった。少なくとも20回以上に上る支出のうち大半は自民党議員への献金とされるが、民主党議員向けもあったという。
また、日歯連では当時、このノートとは別に、自民党の政治資金団体・国民政治協会への献金や、政治資金収支報告書で明らかにしている政治家への献金の領収書などを、厚紙の表紙と背表紙でとじ込んだ支出簿を作成していた。
日歯連については、政治資金収支報告書とは別に、政治家から領収書をもらえずに同報告書で届け出なかった献金も併せて記載した、いわゆる「裏帳簿」を作成していたことが判明している。ノートはこれと内容が重なるもので、会計報告などの際に、支出簿と併せて使う内部向けの資料だったとみられる。
毎日新聞 2004年4月26日 3時00分