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外交機密費で在外公館用に3890万円の日本画購入
外務省は22日、読売新聞社の情報公開請求に対し、2000年3月の外交機密費(報償費)の支出関連文書の一部を開示した。それによると、在外公館に飾る絵画や額縁の購入に3890万円を支出したことが分かった。最も高価なものは、狩野安信作の屏風(びょうぶ)「龍図」の315万円だった。
3890万円の内訳は、日本画28点、額縁18点、屏風1点。
外務省は、「日本文化の啓発と、理解を深めるため」(幹部)、と説明している。
百貨店などで購入した絵画は画家や作品名を開示したが、画家に個別に発注した分は、「作家の評価に影響を及ぼす恐れがある」などとして、非開示とした。
外務省は2002年度以降、絵画購入は機密費でなく、一般調度品と同じ「庁費」から支出している。
今回の文書開示は、外務省の不開示決定に対して読売新聞社が異議を申し立て、今年2月、内閣府の情報審査会が一部開示を答申したことによるもの。
◆外交機密費=外交上の情報収集活動を目的として使用される経費。外国の要人を招くレセプションや会食のために用意するワインなど酒類購入費なども認められている。他国との信頼関係が損なわれるなどの支障を来す場合は、支出先など詳細を非開示とすることが可能とされている。(読売新聞)
[4月23日3時13分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040423-00000401-yom-pol