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(回答先: Re: 女子高生コンクリ詰め殺人事件 映画化(yomiuri) 投稿者 はまち 日時 2004 年 4 月 18 日 00:31:52)
はまちさん、こんにちわです。
「女子高生コンクリ詰め殺人事件」と、類似事件である「栃木リンチ殺人事件」は、両事件とも詳しい事件経過(内容)を知れば知るほど「やられ」ます。
東京都足立区女子高生監禁リンチコンクリート詰め殺人事件
http://www.asyura2.com/0401/idletalk7/msg/352.html
栃木リンチ殺人事件 【これは主犯とされている人物の父親が警察官でした】
http://www.asyura.com/0306/nihon6/msg/434.html
>1月のエンセンさんの投稿で、正直って、3ヶ月ほど、性罪悪感につきまとわれました。
>戦争被害者、奇形等の写真は、医師じゃありませんが、冷静に見れます。
>が、あの投稿は、やられました。
確かに「やられ」ますよね〜。
アレ、虐待シーン等が録画されていたという「噂」もあります‥‥
>双方の点からして、防げない事件だったのでしょうか?
>女子高生にも「自己責任」があったのでしょうか?
防げたか防げなかったのかという点については、どう言っていいのか悩みますが、加害者側は遊び感覚というか、ふざけていただけという感覚であり、その遊びの世界の中で楽しんでいたわけですから、その遊びの世界の外から自分たちがどれほど酷いことをやっている(いた)かという我々の目線は持っていなかったであろうと考えられます。
こう考えると、あの事件が起こらなくても、違う被害者が生まれていたと思われますので、「防げなかった」だろうなと思います。
被害女性にも「自己責任」があったのかという点は、「あった」とも「無かった」ともはっきりと言い切れないだろうなあという感想を持っています。
ですが、逆らったり逃げ出そうという行動を取れば、自分がどのようなメにあうのかを身体が理解していたはずなので、想像以上の恐怖心が植えつけられていたと思います。
抗がん剤を与えられたわけでもないのに、「ストレスで髪の毛が全て抜け落ちていた」という事実は、わたしにも相当精神的に追い詰められていたということを想像させます。
また、「天井にまで犠牲者の血が飛び散っていた」という事実は、もの凄いリンチであったはずです。
おそらく被害女性は、加害者側から見て、「可哀想」だとか、「もうやめようよ」といった、感情を抱かせる人では無かったんだろうなと思っています。
いくら殴ったり屈辱的なことをやっても、まだ何かやりたりないという気持ちが加害者側にあったんだと思います。そう思われる人だったんでしょう。
もちろんこれは被害者のせい(責任)ではありませんけど、そう思われてしまったことがドンドンと事件がエスカレートしていって、結局、被害者を殺してしまったんだろうと想像しています。
>同じく罪なくして命を落とす人間が戦争なり紛争なりでありますが、この事件のような
>「利害」の発生しない「快楽」だけのための殺人というのは、防ぎようがないように
>思えるだけに、やるせないです。
うーん、確かに「防ぎようがないように思え」ますねえ。
加害者側の気持ちになってこの事件を想像してみると、本人たちは、この事件性ほどには罪悪感とか悪気を持って事件を起こしていなかっただろうなと思えます。
あくまでも遊びであった‥‥面白かった、楽しかったという感覚だろうと思います。
ただ、あるところまでいって、もう後戻りができないことにも気が付いた。
「ドラム缶に詰めて」捨てたのも、流れの中では当然の結果だろうと思われます。
「発見されなければいい」という感覚ですから、発見されなければ(事件が発覚しなければ)この加害者集団は、第二の事件を起こした可能性は低いと思いますが、反省すらせずに生きていっただろうと想像できます。
>今のような日本の社会だと、映画化によって、疑似体験を得た青少年が実行しないという
>保証もありません。映画化には、慎重になるべきだと思います。
そうでしょうね。ただこの事件の内容は、多くの人に知ってもらうべき事件だと思われます。
この映画を観た人の「影響」や「受け取り方」は、様々でしょうけど、わたしは多くの人が知るべき事件であると思っています。‥‥ので1月の投稿をしました。
この映画がどこまで事件の事実に迫るのかは分かりませんので、その点では少し「慎重」というか心配はあります。