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西武鉄道・堤会長が引責辞任…財界から引退 --- 社長降格処分のみに逆風強く
辞任会見で頭を下げる堤氏=14日正午過ぎ、埼玉県所沢市の西武鉄道本社
「大変申し訳ない。おわび申し上げます」−。西武鉄道の堤義明会長(69)は14日正午、埼玉県所沢市の本社で緊急会見を開き、利益供与事件の責任を取り、同日付けで会長を辞任し、鉄道の経営から一切身を引くことを明らかにした。財界活動からも退く。ただ、同社の筆頭株主でグループ中核のコクドなど他企業の役職は辞任せず、総帥の座は揺るがないとみられる。
「わたし自身が起こした事件ではないが、社長を監督する責任を果たせなかった道義的責任を取った」。本社1階の会見室で、堤氏は会長辞任を決断した理由を説明し、深々と頭を下げた。事件について、堤氏は「報告を受けていなかった」と話し、警視庁の聴取も受けていないとした。
一方、鉄道以外のグループ役職は継続。日本オリンピック委員会(JOC)名誉会長、西武ライオンズのオーナーなどスポーツ関連の役職も続ける意向を示したが、「辞めた方がいいなら辞める」「私が罪を犯したのではない」と開き直りともとれる発言も…。20分強の会見後、堤氏は改めて頭を下げた。
事件の責任を取って8日付で取締役に降格処分された戸田博之前社長(68)も14日付で取締役を辞任した。
同社は株主総会を円滑に進めるため、総会屋に実勢価格より大幅に安い価格で土地を提供、計約1億9000万円の転売益を得させたとして、役員らが逮捕された。
その後、戸田前社長は取締役に降格したが、堤会長への処分はなく、「堤会長自らが進退を明らかにした方がいい」との声も出ていた。堤氏が事件発覚後、終始会見に応じなかったことにも批判が集まっていた。
■「王国」築き上げ
鉄道、スポーツ、レジャーの分野で「西武王国」を築き上げた堤氏は早大商学部卒業後の昭和32年、父の故康次郎氏が創業したグループ中核企業の国土計画(現コクド)に入社。40年、同社社長に就任。48年、西武鉄道社長となり、平成元年から同会長。現在はコクド、プリンスホテル、西武建設、西武運輸などグループ7社の会長で、西武ライオンズのオーナーや日本オリンピック委員会名誉会長も務める。旧セゾングループ総帥・清二は異母兄にあたる。
ZAKZAK 2004/04/14
参考:
西武鉄道呆れた後始末、社長交代も堤サンおとがめなし(ZAKZAK)【堤“天皇”は神聖にして犯すべからず】
http://www.asyura2.com/0403/nihon12/msg/637.html
投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 4 月 09 日 20:22:36:Sn9PPGX/.xYlo