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(回答先: Re: 回転扉のデザイン性について 投稿者 一般人 日時 2004 年 3 月 27 日 22:40:27)
あっしらさんや一般人さんの書き込みを見ると、今回の殺人事件は効率重視、建物内の住人の安全重視、デザイン偏重の三つの要因が重なった結果と考えてよさそうです。
安全面ではるかに勝っている二重の自動ドアよりも、原理的に開口部の存在しない(どちらかが開いている時はどちらかが閉まっている)回転ドアの方が、空調の効率性がはるかに優れているし、火災が発生した際も内部の住人の安全性が高い。
六本木ヒルズの場合、2つの回転ドアスペースの間に飾り物を置く小スペースが用意されていて、そのためにドア全体の重量が重くなったことと、急速な減速をさけたことで、障害物を検知しても25センチほど動く設計になっているようです。
この辺はデザイン偏重の結果といえるでしょう。
回転ドアを採用したければ、最悪の事態(乳幼児の頭部や腹部、手足が挟まった場合)でも、軽傷ですむ設計にしないといけないということです。
現状の技術および素材(デザイン製も優れた衝撃吸収材やクッション)を駆使すればそんなことは全然可能と思われます。
まあ、障害物検知センサーにけっこう大きな死角があったことを考えると、安全設計を行った人の能力がぜんぜん足りなかったということなんでしょうが。
そして、その辺の手間を惜しんだ結果が、一人勝ちしているかに見える六本木ヒルズバッシングと、小泉パフォーマンスに利用されることになったわけですね。