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飲酒運転を取り締まる新型アルコール検知器に不具合が生じた問題で、同じ構造を持つ従来型検知器でも使用条件によって不具合が生じることが、メーカーが行った実験で明らかになった。27日開かれた警察庁の「測定精度検証委員会」の第2回委員会で報告された。従来型で異常が確認されたのは初めて。
新型検知器の不具合は、外気の低い環境で温かい呼気を測定すると、セルと呼ばれる測定容器内に結露が生じ、アルコールを飲んでいないのに検出するというもの。メーカーが従来型の検知器で実験したところ、新型と同様の異常が生じることが分かった。
新型と旧型の主な違いは、新型のセル内がメッキ処理されている点。当初はこのメッキが誤作動の要因とみられたが、新型、従来型ともに同じ異常を示したことで、検知器の構造に欠陥がある可能性が浮かんだ。
従来型は96年から昨年7月まで製造され、石川、岐阜など7県に36台配備。和歌山178件、兵庫11件、福井2件の計191件の取り締まり実績がある。「飲酒の事実がないのに検知された」などのトラブルはないというが、新型の問題が発覚した昨年11月以降、使用を中止している。【窪田弘由記】
[毎日新聞3月27日] ( 2004-03-27-19:26 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040328k0000m040028000c.html