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宇都宮市で2002年7月、主婦2人が隣家の男に散弾銃で殺傷された事件で、殺害された田中公子さん(当時60歳)の遺族ら13人が19日、男に猟銃所持を許可したのは違法だとして、当時の宇都宮南署の警察官2人、栃木県公安委員長と県を相手取り、計7700万円の慰謝料の支払いを求める訴えを宇都宮地裁に起こした。
訴状によると、田中さんらは数年前から、隣家の男(事件直後に自殺、当時62歳)にしつような嫌がらせを受け、同署などに対策を要請したが、十分な調査がなされず、事件の約1か月前、県公安委員長が所持を許可したとしている。
(2004/3/19/22:19 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040319ic22.htm