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北海道警の裏金づくりを実名証言した元釧路方面本部長の原田宏二氏(66)が、現職時代に警察庁幹部らに対して行った接待や部内懇親会などを記録した資料を保管していることが19日、分かった。接待などの回数は、原田氏が旭川中央署長に就任した90年3月から、元釧本本部長を最後に退職した95年7月までの約5年間に400回以上に上るという。資料の存在は原田氏が道議会の参考人質疑で明らかにしていたが、内容が判明したのは初めて。
原田氏の代理人の市川守弘弁護士によると、資料には道警が裏金を使って行ったとされる接待や懇親会の日付や出席者などが個別に記入されており、複数の警察庁や道警幹部らの名前が上がっているという。資料がどのような形式のものかは明らかにしていないが、原田氏が個人的な備忘録として書いていたとみられる。
原田氏は4日開かれた道議会総務委員会に参考人として出席。警察庁幹部らに対する接待について「主として懇親会、二次会だった」と自ら関与した経験を証言したうえで、「証言を補うデータを持っている」と述べていたが、具体的な内容について明らかにしなかった。
資料の扱いについて、原田氏は、旭川中央署の捜査用報償費不正支出をめぐる札幌地裁の慰謝料請求訴訟などで証拠申請を検討しているほか、地方自治法に基づく百条委員会が道議会に設置された場合、提出することもあるとしている。
【道警不正経理取材班】
[毎日新聞3月19日] ( 2004-03-19-14:55 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040319k0000e040066000c.html