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14日午前5時50分ごろ、山口県長門市深川湯本の大寧寺川土手下の遊歩道で、近くのホテル従業員(45)が首に切り傷を負ってうずくまっているのを、探していた妻(50)が見つけ、119番通報した。
男性従業員は「男から包丁で切られ、数百円を奪われた」と話しており、長門署が強盗致傷容疑で捜査した。しかしその後の調べで、借金を苦に自殺しようとして自分で首を刺していたことが判明。強盗被害も虚偽と分かった。
男性は、「自分で首を刺したが死にきれず、妻に見つけられたが、本当のことが言えず、『強盗にやられた』とうそを言った」と話している。
男性は首2か所に軽傷。同市内の病院に入院中で、長門署は軽犯罪法違反(虚偽の申告)容疑で、書類送検する方針。
(2004/3/14/15:14 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040314i406.htm