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(回答先: 冤罪説封じの真相 投稿者 てるじ 日時 2004 年 3 月 13 日 09:10:13)
てるじさん、はじめまして。
小生ロム専用にてA君仮退院の報道について投稿記事を読ませていただいております。
てるじさんのおっしゃる冤罪封じのために当局(権力のこと)が革マル派を使ったというご意見は結果としては一理あると思います。
>A君逮捕直後に立ち上がった核○派を中心とする冤罪暴露グループの存在そのものが、当局によって用意されたものであった可能性がある。
それでは革マル派が冤罪説をとらずに看過したならば誰が立ち上がったでしょうか?
新聞記事だけを信じる人たちが多い中、私も事件発生当初は報道で言われていたサングラスをした黒いビニール袋をもった男が怪しいと思っていました。黒いビニール袋というのは、ごみ袋として使用するならばこちらでは実に珍しいので目立つのです。
だから目撃者が多かったのだと思います。報道も現地取材を何度も重ねて地域の人々にインタビューもしてこの男を追求していた。
ところがこの報道にもかかわらず権力は事件発生後一ヶ月ほどして少年A君を犯人として身柄を拘束し、両親に面会させることもなく少年の自白(虚偽の自白)をとって犯人に仕立て上げた。
通常この「意外な結末」で一件落着だったのでしょう。
事件発生当初の人物について問われることなく事件の真相は謎のまま
永遠に闇に封じ込まれただろうと思います。
ところがこの事件の発生から少年A君を犯人と断定するにいたるプロセスを検証すると実に矛盾が多いことがわかってきました。
「神戸少年事件の真相」を読んで興奮し謎が氷解してゆく自らの胸躍る体験を今でもリアルに覚えています。
実証主義にもとづく消去法でゆけばそれはA君が犯人だとされる証拠がすべてと言っていいほどない。むしろA君がやっていないことを証明する事実が多い。
しかもA君の供述が作成されたプロセスが警察官の誘導によっていたことも明らかになっています。
この矛盾を突いて出版されたのが真相を究明する会のパンフレットであり、真っ向から権力と立ち向かう勇気を多くの良心的な人々に与えてくれたものだと思います。
多分てるじさんもお読みになっているでしょうが、詳しくはやましたさんのホームページで収録されています。
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神戸事件のページ
http://members.at.infoseek.co.jp/postx/koubejiken1.html
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なお、今なぜ仮退院が喧伝されるのかといえば、鳥インフルエンザ、民主党佐藤元衆議院議員の「秘書給与詐取」などとあわせて国内を情報の騒動状態に置くことを、マスコミをも動員してはかりながら憲法改正を実現することに、主たる目的があると思っています。
立川の自衛隊宿舎へのビラ入れを行っただけで「建造物不法侵入」で逮捕する。反戦を訴える組織(労組や個人も含む)へは徹底した言論封じこめが行われていますね。
A君の無実を晴らすこととともに、こちらに対する警戒も怠るべきではないと思っています。