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ヤミ金融の客を「運び屋」に仕立て上げ、香港から大量の覚せい剤を密輸したとして、千葉県警薬物対策課と空港署、東京税関成田支署が、暴力団組員ら男6人を覚せい剤取締法違反などの疑いで逮捕していたことが11日わかった。
グループは覚せい剤の入手、現地での保管、運び屋など役割を分担。運び屋は1回当たり20万―30万円の成功報酬で、現地から成田空港経由で国内に覚せい剤を持ち込んでいたという。逮捕されていたのは、東京都豊島区上池袋、会社役員吉田昭博被告(49)(公判中)、ヤミ金融業者で暴力団組員の住所不定、無職石井真裕容疑者(30)と、ヤミ金融の客で札幌市中央区南14条西の無職貝沼清隆被告(47)(今年1月に1審判決で懲役8年、控訴中)ら6人。
調べによると、吉田被告らは、昨年8月に計3回、香港で入手した覚せい剤計約3キロ・グラム(末端価格約1億8000万円)を密輸した疑いが持たれている。
これまでの調べによると、海外からキャラクター商品を輸入する会社を経営していた主犯格の吉田被告が、仕事を通じて香港で築いた香港マフィアの人脈を使って覚せい剤の入手ルートを開拓。この吉田被告から「運び屋」の手配を受けた石井容疑者が、知人のヤミ金融業者の客で、多額の借金を背負っていた貝沼被告らに「一獲千金を狙わないか」と、運び屋になるよう持ちかけていたという。
吉田被告が現地で調達した覚せい剤は、いったん、元暴力団組員の男(25)(1審で懲役9年、罰金250万円の実刑確定)が現地のマンションに保管していたという。
(2004/3/11/14:49 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040311i507.htm