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ヤフーBB「個人情報流出事件」と創価学会 --- マスコミはなぜ創価学会の事が書けないのか
2004年3月9日 火曜日
◆ヤフーBB「個人情報流出事件」の背景 ジャーナリスト 段 勲
451万人分の個人情報が流出した「ソフトバンク恐喝未遂事件」。文字通り、個人情報の流出件数では史上最大級の記録になった。しかも、恐喝未遂額も半端ではない。なんとソフトバンクに要求した金額が数十億円に及ぶ。
さいわい、未遂で終わったが、「ソフトバンク」はこの事後処理に、さしあたり現金で40億円ほどが消えてしまうという。
◆「ただの幹部」ではなかった竹岡容疑者
すでに各紙が報道したこと。事件の詳しい経過については割愛するが、同事件が予想外の展開を見せたのは、逮捕者4人の中に、創価学会の幹部が2人も含まれていたからである。
一人は、ヤフーBB加入代理店「エスエスティー(SST)」(東京・千代田区)の副社長、湯浅輝昭容疑者(61),もう一人は同社の社長、竹岡誠治容疑者(55)である。
湯浅容疑者は北海道函館市の近郊にある五稜郭で「聖教新聞」販売店の店主(1992年まで)を務め、学会組織では、地元、五稜郭圏の副圏長(1月24日、逮捕直前に辞任)の役職を得ていた。
もう一方の竹岡容疑者は、東京・豊島区内組織の副区長(同じく辞任)である。
いずれも2人は、学会組織では中堅幹部といったポジション。だが事件が発覚したことで、竹岡容疑者の過去があらためて蒸し返されることになった。
広島県出身の竹岡容疑者は、大学卒業後(1971年)、
「学会系列の新社会研究所に入社し、74年、やはり学会系列の出版社『第三文明』に移っています。学会本部に異動になったのは、それから2、3年後で、本部の組織センター青年局に籍を置き、79年に創価班委員長、80年には全国副男子部長に任命されていた、70年代の男子部最高幹部の一人です」
と、語るのは、竹岡容疑者と同世代で、学会本部に勤務していたA氏である。
「創価班」(当時、静岡県・富士宮市の本山に団体で参拝する学会員たちの輸送業務と行事運営を担当)の委員長、さらに副男子部長という要職を得て、本部職員としてはエリートコースに乗っていた。
さらに副会長という最高幹部職も夢ではなかった竹岡容疑者が、突然、学会本部から姿を消すのは、全国副男子部長に任命された直後である。「宮本顕治・日本共産党委員長(当時)宅電話盗聴事件」が公になったからだ。
同事件は1970年、東京杉並区の宮本委員長自宅の電話線に盗聴器が仕掛けられたもの。大胆にも、政党トップの電話を盗聴するなど、当時、公安関係の仕業ではないかと疑われた。が、犯人は特定できず、事件は迷宮入りする。
それから、ちょうど10年目の1980年、宮本宅・盗聴犯罪の犯行グループが明らかになる。公安ならぬ、宗教団体・創価学会の関係者であった。
宗教の教義を広め、儀式行事を行い、信者を教化育成することを主たる目的にする宗教団体が、なぜ、日本共産党の委員長宅に盗聴器を仕掛けたのか。
1970年のこの年、学会は組織ぐるみで「言論出版妨害事件」を起こし、世間やマスコミから批判の集中砲火を浴びていた。
当事件は国会にも飛火。「池田大作会長(当時)の国会喚問」なども取りざたされたが、その追及の先端にいたのが「赤旗」の報道など日本共産党である。
窮地に追い込まれていた学会は、対応処置として、“謀略家”山崎正友・創価学会顧問弁護士が動くことになる。学会本部内で「山崎師団」とか「山崎グループ」などと言われていた、当時、学生部に所属していた竹岡誠治、広野輝夫らが行動を起こし、宮本宅に盗聴器を仕掛けるのである。
政党の委員長自宅に盗聴を仕掛けるといった前代未聞の事件は、後に池田氏に造反した仕掛け人リーダーの山崎正友弁護士が詳細に告白。日本共産党は学会に対して、損害賠償請求訴訟を起こす。東京地裁(85年)、東京高裁(88年)の判決で、創価学会の組織的関与が認定された。
同会は最高裁に上告したもののこっそり取り下げ、損害賠償金を支払って事件の幕が下りる。しかし、学会、共産党のトップ同士が、かつて“ロマンでいきましょう”(池田氏発言)と「創共10年協定」を結ぶほど仲が良かった間柄なのに、学会は共産党に一言の謝罪もすることなく今日に至っている。
判決文によると、深夜電柱によじ登って取り付けた実行犯の一人が、今回、ヤフーBBの個人情報流出事件で逮捕された竹岡誠治容疑者であった。
◆聖教退職後も学会本部・公明党と深いつながり
この事件で、学会本部から姿を消してほぼ10年が経過した89年、東京・信濃町界隈で竹岡容疑者の姿が見かけられるようになる。「聖教新聞社」に異動になっていたのだ。広告部に所属し、副部長(部長の説もあり)という要職にまでついていたといわれるが、
「学会というところは、何か社会的な問題を起こすと手のひらを返したように冷たくなります。実際、副男子部長まで務めた竹岡氏に対し、宮本宅盗聴発覚後、周囲の目はよそよそしかったですよ。それでも事件のほとぼりが冷めた頃、再び、聖教社に姿を現します」(前出A氏)
その「聖教新聞社」勤務も99年11月、「一身上の都合」で退職。翌年の2000年2月「株式会社 循環社会研究所」(東京・千代田区。資本金4800万円)、02年3月、今回、恐喝未遂の舞台になった「エスエスティ(SST)」の両社を設立し、社長に納まっていた。
公明党の元地方市議も取締役として名を連ねている「循環社会研究所」とは、登記上の業種が「情報提供サービス」になっている。だが、自民、公明の衆参議員とのつながりも広く深い。
00年11月に設立された自民、公明、保守党(当時)有志による「循環型社会推進議員連盟」(会長は自民党の橋本龍太郎元首相。会長代行には公明党、浜四津敏子代表代行)が就任。同連盟には、23人もの公明党議員が参加している。
自動車燃料など新エネルギーの勉強会といわれるが、民間信用調査機関によると、「循環社会研究所」は、「循環型社会形成推進基本法制定により、循環型社会形成に対応するための各種コンサルティングを目的にしたもの」と、分析している。
事実、竹岡容疑者がこの会社を設立したのと前後して、
「竹岡氏は頻繁に議員会館に出入りしておりました」(代議士秘書)
というし、02年11月、参議院議員会館特別室で開催された「循環型社会推進議連」の会合でも、竹岡容疑者がエネルギー専門家を講演者として紹介するなど重要な裏方役を務めている。
こうして政界に深く食い込む一方で竹岡容疑者は、「ヤフーBB」と代理店契約を結び、全国展開の営業を行なっていた。先の民間信用調査機関によると、
「代表(竹岡容疑者)は、一時、聖教新聞社の広報(?)担当部長であったことから、人脈も広く、ブロードバンドの電話の普及を図っていたソフトバンクグループから強い要請によって同社が注力しているBBフォンの代理店業務を行なうようになった」
と、ある。だが、このあたりの真意は定かではない。
さて今回の事件で、マスコミ間でささやかれたのは、451万人に及ぶ個人データの行方である。学会本部の広報は、各マスコミの取材に対し、逮捕された2人が学会員であることは認めたものの、「この事件と学会は全く関係がない」と、言下に否定した。だが、疑問とされるのは「日刊ゲンダイ」や「週刊現代」、または他のマスコミ取材に対しても、事件と関係のない竹岡容疑者の長男が学会本部の職員であるとコメントしていることだ。
マスコミの取材には用意周到な学会・広報が、なぜこんなチョンボをしているのか。
また、個人データの行方が「疑われる」のは、創価学会が起こした過去の事件とダブルからだ。まだ記憶に新しいが一昨年9月、同会の全国副青年部長(創価大学副学生課長)らが、NTTドコモの通信記録を盗み出すという事件が発覚した。
この2月17日、同事件の「真相究明を求める会」が、1万人を超える署名簿を添えて東京地検に、「厳正かつ速やかな捜査」の要請書を提出している。
当時の警察発表によると、通信の秘密侵害を受けた被害者は2人だけとなっていた。だが実は、他にも学会に批判的な立場の人たちの通信記録も盗まれていたのだ。実際、学会幹部たちは何人の通信記録を盗み出していたのか。あらためて当局に、真相究明を求めたのである。
このような先の盗聴事件といい、携帯電話・通信記録の盗み出し、そして今回の事件。同事件はまだすべて解明されたわけでないが、451万人に及ぶ個人データの行方が気になる。
段 勲(だん・いさお)フリージャーナリスト。1947年生まれ。週刊誌記者を経て、創価学会・公明党など宗教問題をはじめ社会・世相、医学・健康等をレポート。近著の『私はこうしてがんを克服した』(日本能率協会)『鍵師の仕事』(小学館)『宗教か詐欺か』『創価学会インタナショナルの実像』(共にリム出版)など著書多数。
FORUM21 ジャーナリスト 段 勲
(私のコメント)
ヤフーBBの個人情報流出事件は2月29日の日記でも書きましたが、週刊誌や夕刊紙を除いてほとんど真相に触れた報道がなされていません。あっても被害者のソフトバンクの社長を国会に呼びつけるというニュースだけだ。450万人もの個人情報が漏れたのに大きなニュースにならないのはなぜか。創価学会からの口止め工作が効いているのだろう。
一般の人には個人情報が盗まれたところでどのような弊害があるのかよく分からないだろう。また個人情報がどの程度の内容なのかは分かりませんが、知ろうと思えばキャッシュカードの暗証番号まで知られる恐れがあります。ヤフーBB側ではそのような恐れはないと言っていますが被害者側が言ったところで意味はない。
一番問題なのは犯人の竹岡容疑者と湯浅容疑者が創価学会の幹部であり前科もあることだ。特に竹岡容疑者は創価学会の池田会長直属の秘密工作部の工作員で、共産党の宮本書記長宅に盗聴器を仕掛けた実行犯として行動した本人だ。最近は政界への活動も行っており自民党や公明党に大きなパイプを持っている。
ヤフーBBはIP電話にも進出しており、450万の個人情報はその電話回線が目的だったのだろう。この事件以前にもNTTドコモの通信記録を盗み出すという事件も起こしている。つまり個人データーが分かれば盗聴もしやすくなり、目標の人物の行動や会話記録が全部分かるということなのだろう。
紹介した段勲氏はフリーのジャーナリストですが、このような創価学会の実態を明らかにする活動をされてます。しかしこれらのジャーナリストにも創価学会側からの人権侵害行為が行われている。次のように書いているホームページもあります。
◆集団ストーカー・創価学会 天下を盗れば暗黒社会に
それにしても、批判者や他宗の幹部に対し、一日中見張りや尾行を行なう団体に支配されている公明党が、もし、政権に加わったら、いったいどのようなことが起こるでしょうか。 もし、池田大作が天下を盗るようなことになったら、国民(なかんずく創価学会に批判的な人々)は、創価秘密警察≠ノよって、四六時中、身辺を監視される社会になるに違いありません。 自分達の利益や目的のためには、他人の人権を侵すことを屁とも思わぬ創価学会が、警察や検察を押さえたら、間違いなく暗黒社会がやって来るでしょう。
私をはじめ、多くのジャーナリスト達は、今、現実に、その恐怖に日夜さらされています。これは架空の話ではなく、現実に行なわれていることなのです。 人権≠セとか平和≠セとか、けたたましく叫んでいる団体が、秘密に情報工作師団を作り、こうした非合法活動を行なっている――しかも彼らは、けっして勝手にやっているのではなく、池田大作にきわめて近い、学会中枢の指示で行動していることは明白です。
二年前、私達が行なったアンケート調査では、四千数百人の人から、創価学会による尾行・いやがらせ・脅迫・暴行・強要≠ネどの行為によって被害を受けた、との回答が寄せられています。 集団ストーカー≠組織化し、奨励している創価学会は、まさに犯罪集団といって差し支えありません。
自由の砦のホームページ
(私のコメント)
私は宗教活動については特に反感を持っているわけではありませんが、本来の目的から逸脱した行動で、宗教を衣にかぶせた組織に対しては、大きな危機感を持って見ている。アメリカのキリスト教の福音派についても批判的なのはそのためだ。宗教組織が政治に口出しするようになるとろくなことがない。
末端の信者達は非常に純真なのですが、彼らの熱心な宗教心を利用して己の野心を満たそうとするカルト宗教の教祖が後を絶たない。ところがある程度以上の規模を誇るようになると政治的野心が出てきて、ついには国全部を支配しようという野心を持ったのが出てくる。オームはそれで失敗した例ですが、創価学会やアメリカの福音派はどうなるかわからない。最近では佐々木敏氏も次のように書いている。
◆【第2のオウム】
かつて南米で集団自殺したカルト教団「人民寺院」の教祖は、ある男性を妻子とともに入信させた際、妻を寝取り、妻を通じて子供を手なずけて夫を孤立させ、また夫の全財産をも妻を通じて横領。この「夫孤立化作戦」(教祖のハーレム作り)は、95年に米オクラホマ連邦政府ビル爆破事件を起こした「ブランチ・デビディアン」など、他のカルトにもある程度共通して見られる特徴。
カルトの教祖はサイコパス(手当たり次第に他人から「いい人だ」と言われないと気の済まない、劣等感のかたまり)なので、なんの才能もないくせに人をだますのは異常に得意(但し、たとえば世界レベルの芸術芸能の才能のあるような人は感受性が強いので、例外的に、人より早くサイコパスの正体を見破れますが、「ただ1人見破った夫」は周囲や家族から孤立して苦しみます)。
他方、サイコパスは根が不真面目なので「すぐバレるウソ」を平気でつきます。自分への非難をかわすために「あいつは不倫してる」などと場当たり的に他人を非難したり、自身の清廉潔白を装うためにあわてて偽装結婚したり、なんてこともザラ(オウムの稚拙な犯罪隠蔽工作を思い出しましょう)。
現在日本で、ある男性が子供の親権の確保を求める離婚訴訟を妻を相手に起こしていますが、男性は妻が(某教団と結託して?)自分の所得を横領している、と疑っているとか。マスコミの皆様には、カルトやサイコパスの詐欺師の片棒を担ぐことがないよう、慎重な報道をお願いします。
(私のコメント)
このカルト宗教団体が釈尊会であり会長の小野兼弘氏と若村麻由美の婚約はニュースにもなりました。その被害にあっているのが俳優の渡辺謙であり、夫人が多額の借金を釈尊会の会長から受けていたこともニュースになっていた。どうもカルト宗教の教祖は女と金には貪欲な連中が多い。
◆若村麻由美教祖と結婚していた