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(回答先: Re: 同感 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 3 月 09 日 13:09:42)
浅田農産会長夫妻の首吊り自殺は、亡くなってしまった人について語る謗りをまぬかれないけれど、中小企業の経営者の悲しくも悲壮な意気込みを感じた。
風評が出ただけで世間に与えるインパクトの大きさを知っていたのだろう。
結果はすでに見えている業界だから選ぶ道が狭められた、悔しさははかり知れず無念であったろう。
2001年夏の雪印乳業の腐敗牛乳事件では当時の社長は「死者が出たわけじゃないんだ」「わしゃ何日も寝てないんじゃ」と居直っていたが、これはサラリーマンあがりの大企業の社長ならではの無責任さの骨頂である。「雪印」というブランドがなくなり、日本の酪農乳業が大打撃を食らう結果をもたらしたのに、自分のことしか考えてない恥知らず。
NHK報道では、浅田氏は遺書によるならば「従業員の給料は払えるようにしてください」と書き残しているとのことで、最後までやさしい心遣いがあったと感じた。人徳の一面をうかがえた。
涙を誘う。
それにしても中小・零細企業経営は一歩先は闇であり、悲しい結末である。
後に残された130名もの従業員への福利厚生をちゃんとやれよ、行政。