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「フライデー3・19」のP.100の記事:
表題:「「犯人全員を極刑に」と遺族の悲痛な叫び」
「千葉・16歳少女焼殺事件(’03年10月1日発生)
記事:
「<前略:検察冒陳に基づく犯行の状況>
想像することさえおぞましい犯行だが、動機は些細なことだった。石橋被告はサラ金に300万円ほどの借金があり、取立てを免れるために3年ほど前から偽装結婚を繰り返していた。新たな借金をするために4度目の偽装結婚相手として選んだのが、裕子さんである。なぜ、裕子さんは広宣被告のような男と付き合うようになったのか。
「中学時代はハンドボール部でキャプテンを務め、県大会でベスト8に入りましたが、3年生の夏に退部してから暇が出できて遊び始めたんです」(中学の先輩)
厳しい部活を辞めた解放感からか、裕子さんは、キャバクラでアルバイトをしたり、暴走族と交際を始めたりした。そんなとき友人の紹介で広宣被告と出会ったのだ。
「ほかに相手がいないから10万円で2週間ほど籍を貸してほしい」。こう頼まれた裕子さんは承諾。二人は書類上、夫婦となった。が、広宣被告がなかなか籍を抜かなかったため、裕子さんは警察に届けると言い出した。さらに、「妹が学校で住民票を使うのでばれてしまう」と迫られ、詐欺、窃盗で執行猶予中だった広宣被告は、もし警察に届けられたら執行猶予が取り消され、刑務所に服役することになると思い、殺害を決意したのである。
身勝手としか言いようがない犯行だ。広宣被告の担当弁護士が言う。
「彼は事件直後から眠れないようで、睡眠薬を服用していると言っています。被害者の両親への謝罪の手紙を預かっているが、受け取ってもらうのは難しいでしょう。殺害動機は、これから裁判で明らかにしたい。どうして殺したのかと聞いても、明快な答えが帰ってこない。裕子さんを憎んでいたような感じはしないし、嘘を言っているとも思えない。やったことが場当たり的で、わたしも本当のところを知りたいんです」
広宣被告が真摯に事件を見つめ直し、心から贖罪することを願う。」
★ 事件発生後に一部で報道されていたように、裕子さんが広宣被告グループの“非行”を警察に通報する動きを見せたから殺したというのは理解できるものである。
しかし、検察が主張している「「妹が学校で住民票を使うのでばれてしまう」と迫られ、詐欺、窃盗で執行猶予中だった広宣被告は、もし警察に届けられたら執行猶予が取り消され、刑務所に服役することになると思い、殺害を決意した」という構図は理解できないものだ。
裕子さんを殺しても、両親の承諾を得ないまま16歳の裕子さんと結婚を届け出たことは消えることはないからである。
それこそ、裕子さんの警察に届けるというのは脅かしで済むかもしれないものだが、裕子さんを殺せば、文句なしに、不正の婚姻届が明るみに出てしまう。(いくらなんでも、広宣被告がそれをわらかないとは思えない)
返済する気のない借金をするために裕子さんと結婚したのなら、新しい名前で借金できるだけ借金したら、その結婚は用済みになる。無用になった籍を抜くことにためらいはないはずだ。
裕子さんがどうしても離婚して欲しいと言ったときに、「もっと借金ができるから今はいやだ」と思って殺害したのなら、バカが考えた愚かな判断ということでは理解できるから、それが殺害の動機というのならまだわかる。
不正な結婚を警察に言われると困るから裕子さんを殺した(しかも惨殺)という検察の主張にうなずくことはできない。
担当弁護士の「どうして殺したのかと聞いても、明快な答えが帰ってこない。裕子さんを憎んでいたような感じはしないし、嘘を言っているとも思えない。やったことが場当たり的で、わたしも本当のところを知りたいんです」という言葉にこの事件の闇が潜んでいるように思える。
裕子さんが働いていたというキャバクラの経営者(覚せい剤取締法違反で指名手配中?)はどこに行ったのだろうか?