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(ダブル思考)
二股を掛けるという言葉がある。
男女の場合、同時刻に二股進行は困難だ。
人間の脳も同じである。頭の中で同時刻に二つのことは思考できない。
時間差を持って別個に考えれば可能だが、一つの思考を終えてから、次の思考に移らればならない。
目まぐるしく複数のことを思考してるつもりでも、瞬間的には一つの事しか考えられない。脳内には同時刻に二つの思考音声は存在しないのだ。
ここが脳内音声の見分けのポイントだ。
6/26(土)脳内音声の攻撃を受けた。11.10分の就寝直後なので、まだいろいろ考え事をしている最中、”お前は恵まれて居るんだぞ”ときた。同時刻に、脳内に思考と別の音声が存在したのだ。
言葉に置き換えられている自分の思考に、別の言葉が侵入して意味の違った二重の音声になったのである。
だが 自分の思考と侵入した脳内音声を、俗人の私は同時に理解できない。
自分の思考を止め、攻撃の脳内音声に神経を移した。
鼓膜から聞く複数の声の時には一つの音に集中出来るが、脳内音声の場合は、思考を停止しなければならない。
間もなく”引き揚げよう”ときた。
自分の無思考中に聞かされれば、自身の思考と勘違いしているかもしれない。
しかし、思考の流れに反した脳内音声は気づく。
昨日、鉢の水やり中に聞いた女声の”早くして”とか、今朝(7/1)5.40分 枕に押し付けた右耳だけに響く”お父さん”等の声は自分の思考ではない。
いずれの脳内音声もベット付近の発生だ。狙い何処は定点攻撃だ。