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2004年01月01日
AREA51 : IS TRUTH OUT THERE ?
http://x51.org/x/04/01/0154.php
【AREA51ガイドブックより】グルームレイク、ドリームランド、パラダイスランチ、コンテナ、飼育場、ウォータータウン、月のダークサイド、そして、"AREA51"と呼ばれる特殊な軍事施設があるのはご存知だろうか。UFOの聖地とも呼ばれるその謎の地帯は米政府により地球外生命体が隠匿されているとして、長年に渡りゴシップ界隈での注目を集め続けてきた。エリア51は米ネバダ州ラスベガスから北90マイルほど離れたエミグラントバレー付近 - 公式には同地域は米空軍の試験飛行場:ネリス空軍基地として使用されている - 広大な半砂漠化した地帯に位置している。エリア51という呼称は同空軍施設内のグリッド(升目)番号(=51)に由来している。広大なグルームレイク(実際には水のない乾湖)に囲まれたネリス空軍基地はパイロットの訓練を目的とした軍事施設であると公表されているが、実際のところ、エリア51は単なる軍事施設ではない事は明らかなのである。世界中のUFO研究家はエリア51は米政府が異星人、そしてそのテクノロジーを隠匿する為に作り上げた超機密施設であると確信している。そして現在でも毎年多数の観光客が現地を訪れるが、厳重なセキュリティに阻まれる為、遠巻きにその広大な砂漠を眺める事がせいぜいなのである。(以下、点線内はX51注釈)
エリア51の歴史は1950年代半ば、冷戦時代まで遡る。当時、米露(ソヴィエト連邦)による諜報活動は熾烈を極め、両国競い合うように偵察航空機の開発を進めていた。そして1955年、CIAの要請により、当時開発が進められていたU2偵察機をテストする為の新たな試験場の準備が進められ、グルームレイクはその僻地的な立地性と既存施設との近接さを表向きの理由として新軍事施設の予定地として選定されたのである。グルームレイクの地表は乾燥しており、また広大かつ平坦な地域である為、軍事施設用地としては確かに最適だったのだ。
これまで長い間、米政府は国家の安全保障を理由にその存在すらも否定し続けてきた。同地域を撮影した航空写真には確かに機密施設が撮影されているにも関わらずである。しかし近年になり、政府関係者により、ようやくその存在自体は認められたが、彼らの発表によれば、同施設は決してUFO研究家達が信じるような類のものではない、単なる航空演習施設であると言い続けているのである。
周囲から一番近い町(というよりは集落)レイチェルにはALEINNなるトレーラーハウスのような可愛らしいレストランがあり(店内の様子1.2.3.4)、中ではパットさんという非常にテンションの高いママがおいしいサンドイッチと共にUFOについて熱く語ってくれます(写真)。すっかり観光地化してUFOをネタにまったりとやっているのでは、という私の不安をかき消す如く、店内では店員と客を巻き込んでUFOに関する割と本気なディスカッションが行われていたのが印象に残りました。日本人客はそう多くないそうです。
常時厳戒態勢
1980年代に入り、用地の整備と航空路の拡張が始まった。そしてその頃から急にエリア51内で奇妙なライトが目撃されるようになり、付近の警備体制が急に厳重になったのはこの時からであると言われている。その為、それまでエリア51内の活動を観察する事が出来た地点のほとんどは、以降、軍によって民間人は立ち入り出来ないようになってしまったのである。
これまでに撮影された衛星写真ではエリア51内には謎めいた4つの建築物と巨大な格納庫が確認されている。ひとつは"Hanger18"と呼ばれる有名な格納庫でその全長は凡そ19km(一部では38km以上という説もある)に及ぶといわれ、実に世界最大の格納庫である。またそのほかにも2つの巨大なレーダーアンテナおよび、警備員の為の施設が存在しており、単なる航空演習施設とは思えない、異様な雰囲気を発しているのである。
また エリア51内の警備は非常に厳重である為、万が一、近づき過ぎた場合は郡保安部により$600の罰金が課される事になっている。進入禁止区内での写真撮影は厳重に禁止されており、警備員には銃の使用が認められている。また警備員は皆匿名的で寡黙、カモフラージュの軍服を着ている為、UFO研究家の間では彼らは「カモフラの気取り屋」などと呼ばれているが、そもそも軍人なのかあるいは何らかの私企業的なセキュリティ会社から雇われている人間なのかも明らかではない。
また施設内は常設された多数の侵入検知センサーに加え、警備員らが常時内部を巡回している上、時にブラックホーク(軍用の黒いヘリコプター)の姿も見られ、度々観察者の周りを低空で飛んで妨害行為を行うといった事例も報告されている。このようにエリア51では他の米軍基地と比較して圧倒的な厳戒態勢が365日敷かれている為、観察者が中に侵入することはまず不可能であると言われているのである。
実際、私が視察に訪れた日は観光客は皆無(平日はほとんど観光客もなく、1日に一人、二人程度とのこと)、周囲数十キロに渡って人影すらないような静かな一日でしたが、彼らはきちんと丘の上で黒いジープに乗って迎えてくれました(写真)。また立ち入り禁止地点には名物ともいえる看板が三本、周囲の丘の上にはアンテナのようなレーダーが数本立っていました。(写真1.2)MIBの視線をひしひしと感じながら写真撮影などを終え、帰り道に謎のトラブルでジープがスリップ、激しい事故にあったのですが、彼らは相変わらず全く無関心、砂を涙で濡らしました(写真)。また州道からエリア51に向かう道は非常に細かい砂と石の荒れた未舗装の道であり、見渡す限り何もない荒野故、車が一台でも走ると高い砂埃が上がり、かなり遠くからでも車が走っている事を確認できるようになっています。(写真1.2)
謎の航空会社
エリア51はネバダの都市から大分離れたところに位置している為、施設の労働者達は毎日飛行機で出勤している。その為、ほぼ毎日ラスベガスのマキャラン空港より白に赤いラインの入った737-200s型飛行機が130人以上の従業員を乗せてフライトしているのである。また同航空機が発着するラスベガス空港内のデッキは米軍関係のEG&Gという非公式航空会社によって独占契約されており、デッキからは毎日エリア51以外にもサンフランシスコ、パームデール、ロスアラモスといった地域に向け飛行機がフライトしているのである。
MIB / MJ-12
エリア51上で多数の不可思議な光が目撃されるようになりUFO研究家の間で話題に上りつめた1989年、ある衝撃的な事件が起こる。その年、元軍関係者ボブ・ラザーという男がラスベガスのテレビ局にて取材を受け、センセーショナルな事実を公表するのである。その内容とは、彼は以前エリア51内の機密施設内で政府によって回収された墜落UFOの研究に従事しており、UFOのリバースエンジニアリング(分解してその全ての機能を調査すること)に携わっていたというのである。また米政府は異星人の存在を含めたそれらの事実を一切公表せずに長年に渡って極秘に研究を進めており、その為、周辺のセキュリティは厳戒を極めるというものだったのだ。
また彼の話にはそれらの情報漏洩を防ぐ為の極秘機関、Men in Black (MIB)の話も含まれていた。彼らは映画MIBで描かれたようなハイテク集団ではなく、実際のところはUFO情報の漏洩防止に従事する専門家集団であるという。そしてもう一つ、MJ-12(マジェスティック・トゥエルブ)の存在である。同組織は1954年に当時の米政府高官(J・エドガー・フーヴァー、ネルソン・ロックフェラーなど)によって組織され、異星人関係の情報漏洩防止、及び、異星人からの侵略を防ぐ為の極秘機関として設立されたというのである。
エリア51を巡る諸説
なぜエリア51が軍事施設として選定され、かのような過疎地が未だに使われ続けるのかという事について、これまで様々な憶測が飛び交っているが、その理由は明らかではない。以下は現在有力な諸説である。
エリア51周辺の一帯ははこれまで核の実験場として使用されていた為、汚染が激しく、復興は難しい。その為、半ば放棄された地帯として同地域を再利用しているというものである。また過去にCBS放送の特別番組にてエリア51を含む同地域は有毒廃棄物処理場として使えるのではないかという提案が行われ話題を呼んだが、その位、同地域は過疎的な場所にあるという事である。
また最も有力な説として、やはりU2偵察機の飛行場という説がある。実際のところ、エリア51上でテストされる航空機はU2だけではない。SR-71(BlackBird),F117(Stealth),B-2爆撃機といった現在では有名な航空機達の存在がまだ世間一般に公表されていない時から、それらはエリア51飛行場内で開発、試験飛行を行っていた。その為、UFOと言われている様々な奇妙な光が現在まだ世間に公表されていない、TR-3A( BlackManta)などといった試作中の新型偵察機のものである可能性は否定できないのである。
またそれ以外にもエリア51付近の過疎が進む同地域の経済的な戦略なのではないかという説もある。エリア51に最も近いレイチェルは現在は「UFOの聖地」と呼ばれており、また同地域付近の町ではUFOグッズなどをお土産として販売し、何もないネバダの砂漠で唯一の観光業としてその収入源を作り上げているというものである。またエリア51付近のネバダ州道ルート375は現在では公式に「Extraterrestrial Highway」(地球外生命体の高速道路)と命名されており、観光地化の一助を担っているのである(元々は通称だったものが、現在では正式に国に認可され、その名前になったという)。
IS TRUTH OUT THERE ?
そして50年に渡りその存在をひた隠しにされてきたエリア51は、1994年4月、一気にその存在を一般大衆に晒すこととなる。1988年、ソ連によって撮影された同地域の衛星写真が一般の科学雑誌上に公開されたのである。その後更にハリウッドで製作されたインディペンデンスデイ(エイリアンの研究施設として登場)、リロ&スティッチ、そしてX-FILES(モルダーが度々アタック)といった作品に登場し、たくさんの本が出版され、UFO特集のテレビ番組が組まれ、その認知は一気に世界的なものとなったのである。しかし現在、未だにエリア51内で一体何が行われているのか、米政府はその機密施設の全貌を明らかにはしていない。これまで多数のUFO研究家やテレビ局が果敢な取材を試みるもそれらは全て雲を掴むような断片的な情報と噂に終始しているのである。
その封印が解かれ、パンドラの箱が開かれた時、我々は一体何を知り、何を見るのだろうか。
【謹賀新年】
あけましておめでとうございます。昨年は終始フワフワとした雰囲気の中、たくさんの叱咤激励を頂き、ありがとうございました。そろそろヤキを入れられそうな気もしているのですが、本年もよろしくお願いいたします。昨年はUMA関連が充実した素敵な一年だったと思います。今年はUFOの年になりそうな気がしなくもないので、今後の予備知識としてAREA51についての基礎知識+年末視察の簡易レポートを持ちまして昨年のまとめ及び新年の挨拶に代えさせて頂きたく思います。
【巻末付録】エリア51の歩き方
1.ラスベガスからI-15に乗り、Northへ。その後Exitの64番で降りてすぐ国道US-93番に乗り換え。(乗り換え地点でAleinFreshJerkyという看板が右手に見えます、写真)
2.US-93を北へひたすら直進(写真)、90マイルほどでアラモ(Alamo)という町に到着。町に着いてすぐ遅くまで営業しているスーパーマーケットがあるので、燃費が不安な方はここで予備タンクにガソリンを入れて持っていくことを推奨。そこから先100マイル以上、ガソリンスタンドやお店がありません。
3.アラモを通過しながらUS-93を15マイルほど行って州道NV-375方面に左折。そこを少しだけ行くと二股に分かれるので左の州道NV-375
に入ります。(これが別名Extraterrestrial Highway、看板があります、写真)
4.ここから道路の右脇にマイル表示があるので、(LN50)それを頼りにLN30、つまり20マイルほど行った辺りで道路左脇に二段になった大きめの郵便ポストが見えます。それが有名なBlackMailBox(写真1.2)。
5.そこから先はこちらの地図(http://www.asyura2.com/0401/up1/source/1196.gif)を参考にしてください。
6.視察を終えて州道NV-375に戻ったらそのまま来た方向でまっすぐ行くとRachelという町に到着、道路左脇に「Welcome to Rachel」という看板(写真)があり、すぐそばにグレイの顔が描かれた看板のお店、ALEINNがあります。店内にはお土産などが売っており、簡単なレストランになっています。
※それ以上先は、トノパーという町(レイチェルから車で2〜3時間程度)まで一切の町らしい町はもちろん、道路には電灯すらありません。ガソリン、食料の残量に注意。トノパーには安く泊まれるモーテルがたくさんあります。またトノパーの逆方向(つまりアラモ側)には地図上にウォームスプリングという地点がありますが、実際はただ捨てられた小屋が一軒あるだけの温泉廃墟なので注意。いずれにしても予備タンクにガソリンを持っていく事をお勧めします。
※エリア51内の道路はかなり荒れているため、レンタカーを借りる場合はジープなどオフロードに強い車をお勧めします。また細かい砂地でスリップして事故る人もいるので、保険は入っておいて正解でしょう。