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01/12 18:11 「地震迫る」と直前警告 300世帯で実験 06年度実用化目指
大地震発生時に起きる大きな揺れを予測、揺れが到達する十―十
五秒前にインターネットを通じて一般家庭に警告を発し、避難など
に役立てる大掛かりな実証実験が、四月から首都圏と近畿圏を中心
に約三百世帯の一般家庭で始まることになった。
電機メーカーの業界団体である電子情報技術産業協会が十二日発
表した計画によると、実験に一年をかけ、二〇〇六年度の実用化を
目指す。
同協会や住宅、エネルギー大手などが協力し、気象庁が試験提供
している「緊急地震速報」のデータを活用して実験を進める。一般
家庭を対象にこうした大規模実験は初めて。
将来的には携帯電話への警告配信や、地震以外の津波や豪雨など
の事前情報も伝えるシステムも研究していく。
阪神大震災や新潟県中越地震では住宅倒壊による被害が大きかっ
たことを踏まえ、関係者は「事前情報が被害軽減につながれば」と
期待。
実験には同協会のほか積水ハウス、大和ハウス工業、大阪ガスな
どが参加。大阪府岬町の積水の分譲団地や東京都八王子市にある大
和の分譲団地など、一戸建てやマンションの各世帯に協力を依頼す
る。
緊急地震速報は、地震発生時に最初に伝わる小さな揺れから、遅
れて来る大きな揺れの規模や時間を瞬時に予測し関係機関に伝えら
れる。実験では、各家庭に専用のスピーカーを設置。ネット回線を
通じ、気象庁の速報を音声で「震度6の揺れが一分後に到達」など
と警告する。
20050112 1810
[2005-01-12-18:11]