★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 地震・天文11 > 963.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
スリランカ:大津波で流された直後出産、「ツナミ」と命名 毎日新聞 日本語なら津奈美ちゃんでしょうかね
http://www.asyura2.com/0403/jisin11/msg/963.html
投稿者 ponpon 日時 2005 年 1 月 10 日 12:58:26:bUMhy9qHZzjsE
 

トリンコマリー(スリランカ北東部)花岡洋二】インド洋大津波が多くの人々をのみ込んだ日、産声を上げた女の子がいる。スリランカ北東部のトリンコマリー県。ノナシダヤさん(35)は先月26日、海岸に近い入院先の病院から約200メートル流されたものの助けられ、産湯もないまま出産した。奇跡的に授かったその子を両親は「TSUNAMI」(ツナミ)と名付けた。母親の入院先は全壊し、他の妊婦ら約30人が死亡。両親は「特別に授かった命だと感じる。みんなに、この地で起きた悲しい出来事を忘れてほしくない」と話している。

 ◇命の大切さ忘れぬよう

 英語教師のファリードさん(40)、ノナシダヤさん(35)夫妻に生まれた第4子で、初めての女の子。母親は海岸線から約120メートルの病院に入院しており、26日午前9時ごろ、陣痛を和らげようと病棟の外を歩いていた。そこへ、いきなり大津波が襲った。建物や樹木など、どこにもつかまることが出来ず、約200メートル流されながら「このまま死ぬ」と観念したという。津波が引いた路上に倒れていたところを若い男性に助けられ、近くの学校へ運ばれた。

 そのわずか5分後に出産。偶然いた看護師が手伝ったが産湯もなく、へその緒を切っただけだった。大きな産声を上げた女児に、母親は「動転して、キスすらしてあげられなかった」と振り返る。

 一方、病院から約400メートル離れた自宅も腰の高さまで浸水した。父親は、自宅周辺で5歳と2歳のおいを含む15人の遺体を収容した。「病院は全滅」という話を聞き、「妻も死んだに違いない」と思ったが、同日午後6時ごろ、思いがけず妻の生存を聞いた。出産の事実を知って二重に驚いたという。

 今は、家族6人で父親の実母宅に避難中。ツナミちゃんは当初、母乳を吐き出し、「海水のせいか」と心配させたが、健康に育っている。母親の腕の中でよく眠り、目を開けた時は母親をじっと見つめる。栄養不足など心配は尽きないが、「この子が生まれたこと以上の幸せがあるでしょうか」。母親はツナミちゃんをギュッと抱きしめた。

毎日新聞 2005年1月10日 3時00分

コメント:亡くなられた方々の分まで元気に生きて欲しいと思います。

 次へ  前へ

地震・天文11掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。