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01/04 16:31 長周期地震動を本格研究 大都市の高層ビル対策で 内閣府、十勝
内閣府は四月から、東海地震などが起きた際に大都市の高層ビル
などに影響を与える恐れがある「長周期地震動」の本格的な研究に
着手する。
長周期地震動で巨大な構造物が共振し、二〇〇三年の十勝沖地震
では石油タンク火災を引き起こしたとされている。これまで本格的
な研究はされていなかったが、首都圏などで超高層ビルが林立する
ようになり、専門家から早急な対策の検討を求める声が出ていた。
長周期地震動は、二―十秒周期の緩やかな揺れ。マグニチュード
(M)8クラスの巨大地震の際に、軟らかい地盤上で地震波が増幅
されて起きるとされるが、はっきりとしたメカニズムは不明で、専
門家も少ないのが現状だ。
近い将来の発生が予想されるM8クラスの東海地震、東南海・南
海地震では、震源から遠い地域まで地震動が伝わり、超高層ビルや
臨海コンビナートの石油タンクなどが共振し、大きな被害が出る可
能性も懸念されている。
内閣府は、土木学会などと連携し、一年間かけて首都圏や大阪、
名古屋での影響を検討する。
具体的には、各地域の地盤構造を調べ、東海地震などが起きた際
に一キロ四方のブロックごとに長周期地震動がどの程度現れるかを
コンピューターで分析。その上で、新たに耐震基準を設ける必要が
あるかなど対策の方向性を明確にする。
20050104 1631
[2005-01-04-16:31]
01/04 16:45 長周期地震動
長周期地震動 地震の揺れの中で、2―10秒周期の船酔いを起
こすようなゆったりとした揺れ。マグニチュード8クラスの巨大地
震が起きた際、軟らかい沖積層がすり鉢状の固い岩盤に囲まれたよ
うな地形の場所で発生するとされるが、詳しいメカニズムは分かっ
ていない。十勝沖地震では、震源から遠く離れた北海道苫小牧市で
、石油タンクの揺れと共振し、内部のナフサが激しく揺れる現象を
引き起こして火災につながり、初めて注目された。
20050104 1645
[2005-01-04-16:45]
共同