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01/06 10:50 津波、ブラジル東部に到達 大西洋越え22時間後
【リオデジャネイロ5日共同】インド洋大津波の影響による潮位
の変化が、震源地のインドネシア・スマトラ島沖からインド洋と大
西洋を隔てたブラジル東部で、同国海軍によって観測されていたこ
とが分かった。五日付のグロボ紙が伝えた。
震源地からの距離は一万五千キロ以上。津波の規模の大きさを示
しており、海軍の海洋専門家は「学術的に興味深い」と話している
。
リオデジャネイロ近郊の二カ所に設置された潮位観測装置の記録
では、地震発生から約二十二時間後、ブラジル東部時間の十二月二
十六日午後九時(日本時間二十七日午前八時)ごろに潮位が約三〇
センチ上昇。この後、約四十分の間隔で、最大約六〇センチの幅で
下降と上昇を繰り返した。
変化は次第に小さくなったが、約十四時間続いた。これほど頻繁
な上下動が記録されたのは一九五〇年に装置が設置されて以来初め
てという。
南米では津波の被害は確認されていない。
20050106 1050
[2005-01-06-10:50]