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01/04 10:35 被災地の妊婦15万人以上 流産や合併症の危険と国連
【ワシントン3日共同】スマトラ沖地震と津波の被災地には少な
くとも十五万人の妊婦がおり、災害のショックやストレスで流産や
合併症の危険が増大する恐れが大きいとの推定を、妊娠・出産に関
する各国事情に詳しい国連人口基金(本部ニューヨーク)が三日ま
でにまとめた。
同基金は「平時でさえ妊婦の15%には何らかの合併症がある。
母子の生命を救うための援助策が緊急に必要だ」と訴えている。
推定によると、被災地で暮らす妊婦五万人以上が今後三カ月以内
に出産を迎える。また被害が最も大きかったインドネシアのアチェ
州を中心とするスマトラ島には、妊婦と乳児を抱える母親が計約二
万五千人いるとみられる。
だが津波によって地域の保健施設は壊滅的な被害を受けたうえ、
自宅での出産を助ける助産師の多くも被災し、最小限の業務も困難
な状況。出産時に欠かせない清潔な水の確保も問題だ。
同基金は、せっけんやビニールシート、へその緒を切る清潔なか
みそりの刃などを入れた必要最低限の出産用キットを被災地に送る
とともに、インドネシアやスリランカの現地当局と協力して被害状
況を調査している。
20050104 1035
[2005-01-04-10:35]