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(回答先: インド洋大津波 自衛隊800人超派遣 先遣隊が出発 最悪被害に最大支援 米軍1万2600人、被災者500万人[産経] 投稿者 乃依 日時 2005 年 1 月 08 日 02:09:25)
http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/message/16623 より
救援自衛隊、医療活動は月末から
AMDAなんかは到着したその日から医療支援を行っているのに、自衛隊の医療支
援は何と29日から開始とか。軍隊組織の機動性の低さを露呈している。ところ
が世間と言うか日本では、「さすが自衛隊。自衛隊でなくてはできない」と手放
しで褒めている。市民運動の人でも自衛隊の活動を今回は評価する人が多いとい
う。
専門の救助機関があった場合どれだけのパフォーマンスが可能か、そういう比
較をしたことがないからそうなるのか。これだけ内外で災害が続くとコストパフォー
マンスだって考えないといけない。
7日に派遣命令が出された陸上、海上両自衛隊が、実際にインド洋大津波の被
災地域で救援・復興活動を本格化させるのは、今月29日ごろになる見通しだ。
その時点では地震発生から1カ月以上経過しており、早急な対応が求められる伝
染病予防や医療支援などでは後れを取ったことになる。小泉純一郎首相が6日の
緊急首脳会議で約束した3分野での支援のうち、自衛隊派遣は人的貢献の柱であ
り、機動性の面で課題を残した。
防衛庁は陸海空の3自衛隊に派遣準備命令を出した4日、内局と制服組からな
る21人の先遣隊をタイのウタパオ基地に派遣。メンバーはスマトラ島北部やマ
レーシアなどに分散して現地の情勢を報告した。派遣命令までに3日間を要した
のは、被災地域のニーズについて正確な報告を受けたうえで部隊編成を決める手
順を取ったためだ。
防衛庁幹部は「持って行く装備や医療・防疫活動の備品なども、現地で何が求
められているか正確に把握しないと決めるのは無理」と説明する。
自衛隊の装備面の課題も浮き彫りになった。
被災地で主力となる陸上自衛隊は、緊急支援活動としての大規模な海外展開を
想定してこなかった。このため、陸自の輸送ヘリコプターを海上自衛隊の輸送艦
で運ぶという異例の措置が取られた。しかし、大型輸送ヘリをそのまま積み込む
ことはできず、プロペラなどを一度、分解して積み込んだ後、現地で再び組み立
てる方式が取られ、余計に時間を取られることになった。
民間の大型輸送機アントノフをレンタルして運ぶことも防衛庁内では一時検討
されたが、民間機を利用して輸送した場合、ヘリを降ろしてからの整備場所の確
保が難しいことなどから見送られた。【古本陽荘】
毎日新聞 2005年1月7日 21時45分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050108k0000m010116000c.html
■□□□ AMDAメールマガジン ─── 救える命があればどこへでも
2005年 1月 7日 ■□□□
環インド洋地震・津波の被害に対する多元3カ国緊急救援活動13
これまでの速報は下記ホームページにて公開しております。
http://www.amda.or.jp/bulletin/2004/sumatra_tsunami/sumatra_tsunami.htm
メールマガジンのバックナンバーは下記ホームページで確認できます。
http://www.mag2.com/m/0000125625.htm
今回は速報13の一部を抜粋してお送りいたします。
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AMDAは、大地震と津波の発生した26日から緊急体制で、インドネシ
ア、スリランカ、インドの3カ国にて、10カ国参加によるAMDA多国籍
医師団やスリランカ事業派遣者チームなどのネットワークと活動実績を駆使
した救援活動を実施している。現在までの国内外派遣者は68名(他に医学
部教授と医学生グループ参加20名)となった。
【インドネシア】
5日のアチェへの陸上輸送は、車輌を政府及び国連機関と車列を組ませる形
でメダンを出発した。GAM(自由アチェ運動)と政府間の紳士協定により、
停戦が成立しているが、未だ陸路での輸送には細心の注意を要する。柳田、
諏原両調整員は6日空路にてアチェ入り。
【スリランカ】
5日、キリノッチのセンターカレッジにおいて、災害後第一回目の健康教
育を、佐々木看護師、武田看護師、吉冨調整員が「手洗い」をテーマに行っ
た。セミナー後には参加者48名全員が楽しい雰囲気の中で手洗いの実習を
経験した。
6日、南部ハンバントタにNithian副統括が、また、南部ゴール(Galle)県
Hikkaduwaに長谷川副統括がそれぞれ健康教育実施準備のための調査に向かっ
た。
AMDAニュージーランド支部のベンジャミン医師:内科(タミル系、
ニュージーランドとオーストラリアでの医師免許を有する、災害医療マ
ネージメント、災害トラウマケアを習得)が7日0:20にコロンボに到着する。
【インド】
タミルナドゥ州内被災地Caddalore地区に入ったAMDA医療チーム9名
(AMDAインド支部医師6名、AMDAネパールより医師・調整員各1名、
本部職員松永調整員)は、以下のように2日からRelief Camp内での処置及
診療を行うチームと巡回診療を行うチームの二手に分かれて医療活動を
行っている。
【緊急募金のお願い】
AMDAでは皆様のご支援をお願いしております。
郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名 「AMDA」
通信欄に「環インド洋地震・津波」とご記入下さい。
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AMDAメールマガジン 2005年 1月 7日
発行者 国連医療NGO 特定非営利活動法人 AMDA
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