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□欧米人が津波被害孤児をセックスツアー目的で人身売買 [ML アラブの声]
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欧米人が津波被害孤児をセックスツアー目的で人身売買
先月26日に起きたスマトラ島の津波被害者の児童売買が蔓延している、と4日付のネット新聞イスラム・メモが報じた。
インドネシアの公正・開発イスラム党の幹部連は、「米国や欧州からやって来る外国人実業家たちが、孤児となった幼児たちを所謂セックスツアーに使う目的で買い入れるというおぞましい犯罪を犯している」と言明した。
これに関連して、同イスラム党所属の慈善救援活動家たちは、「外国人の商売人たちは、孤児たちの保証人になると主張して、避難キャンプから引き出し、その後自分たちの下劣な目的のために孤児たちを仕込むのだ」と語った。
一方インドネシアのバフティヤール・シャムセ社会問題相は、このような現象に遺憾の意を表明、インドネシア警察にこのような犯罪組織の取締り強化を指示、アチェ州の各社会センターに家族を失った児童たちに対してより関心を払うよう要請した。
他方ジャカルタ・ポスト紙は、ハーミド・アウワル司法・人権相が、数万人にも及ぶ孤児の密輸防止のために、スマトラ北部やアチェの空港や港湾の監視を強化するよう命令したと伝えた。
なお、2日付のギリシャのアフリヤニ紙は、「神の怒りが児童ブローカーに鉄槌」と題する報告を掲載した。それによると、同紙は、アジアのセックスツアー会社の常連客の身分を公表すれば社会的な大問題が起きると懸念する。常連客はギリシャ警察の要人であるが、有罪判決を下すには情報が不足している。
同紙によると、ギリシャ情報省のクスタス・モモツコス報道担当官は、身分が明らかにされるのを望まないギリシャ人被災者が居ると断言した。またギリシャの内外で人身売買の世界的マフィア組織の動きを指摘した。
同紙は、「著名なキリスト教聖職者の関与を示す情報を得ている。その聖職者はアジアのセックスツアーの施設を頻繁にに訪れている。津波災害で12人のギリシャ人が救命されたが、彼らはその場所も自分たちの身分も明らかにされることを望まない」と締めくくった。
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=53557
アラブの声ML 齊藤力二朗
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