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12/27 17:43 北西太平洋では津波監視へ 気象庁がセンターを設置
津波による被害軽減のため、気象庁は来年三月までに「北西太平
洋津波情報センター」を同庁に設置、二十四時間体制でオホーツク
海からインドネシア沿岸を監視し、地震発生時の津波情報提供を計
画している。
今回大きな被害を出したインド洋付近は、こうした津波警報網が
整備されておらず、同庁は「警報システムがあれば、被害を抑えら
れたのではないか」としている。
日本周辺海域で地震が発生した際、気象庁は地震の規模や震源の
深さ、海底の地形などを基に、スーパーコンピューターを用いて津
波の高さや到達時刻を予測する「量的津波予報」を一九九九年から
開始。この技術を活用して各国に津波情報を提供する。
津波は遠方まで被害を及ぼし、北海道・奥尻島で多くの犠牲者を
出した九三年の北海道南西沖地震ではロシアなどでも被害が発生。
六〇年のチリ地震による津波は、太平洋を約一日かけて横断して日
本に襲来した。
チリ地震を契機に、太平洋沿岸国が加盟して津波警報に関する組
織が設立され、米国に津波警報センターが設置された。気象庁の山
本雅博(やまもと・まさひろ)地震津波監視課長は「南太平洋では
、早期整備に向けて会議も行われているが、具体的に進んでいない
ようだ」と話している。
20041227 1743
[2004-12-27-17:43]
共同