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http://www.asahi.com/science/update/1220/003.html
千島海溝沿い地震評価を見直し 規模・確率とも引き上げ
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政府の地震調査委員会は20日、将来、千島海溝沿いで発生が懸念される大地震の規模や発生確率に関する予測の一部を修正した。11月に釧路沖で地震が起きたり、昨年9月の十勝沖地震の余震活動などがあったりしたことから、予測される地震の規模も大きくなり、確率も高くなった。
マグニチュード(M)7.7程度の地震の発生確率が、30年以内に20〜30%、50年以内だと60%程度と予測していた根室沖の地震は、規模をM7.9、確率を30年以内が30〜40%、50年以内を70%程度に引き上げた。
確率の変更は釧路沖や十勝沖地震の発生で、従来の予測より平均的な発生間隔が短い見通しとなったため。規模の変更は余震活動の観測で次の地震が起きる場所の予測が変わったことによる。
M7.8前後の色丹島沖地震は、30年以内に20〜30%だった確率を40%程度に、M8.1前後の次の十勝沖地震は30年以内で最大0.2%を、最大0.5%に変えた。十勝沖から根室沖で予測されるM7.1前後の地震は、20年以内の60%程度を70%程度に変えたが、端数処理の関係で30年以内の確率は80%のまま変更しなかった。
次の十勝沖地震については、昨年の地震前、30年以内の確率を60%程度と予測していたが、地震直後に0.2%まで引き下げていた。
(12/20 20:49)