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新潟県中越地震の被災地で、道路の亀裂などに染み込んだ水が凍結と融解を繰り返し、路面や建物を損傷させる「凍上現象」が懸念されている。
新潟大積雪地域災害研究センターの青山清道教授(地震防災学)によると、凍上は道路やコンクリートに染み込んだ水が凍結して膨張し、亀裂をもたらす現象。日中に気温が上がって氷が解け、夜にまた凍結するサイクルを繰り返すと、路盤やコンクリートがダメージを受ける。
新潟県では、01年度に約3億円の被害が出て以後、大きな被害はないが、今シーズンは地震で道路などに亀裂が入っているため、凍上が起こりやすくなっているという。
建物の基礎などに使われるコンクリートは凍結防止剤を入れ、1週間程度、乾燥させて強度を出すが、青山教授は「緊急工事で、凍上対策が適切にされていない所がある」と警告している。【前谷宏】
毎日新聞 2004年12月12日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041212k0000m040099000c.html