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気象庁は22日、新潟県中越地震で発生したマグニチュード(M)5以上の大きな余震は計25回に上ったことを明らかにした。同庁にデータがある1925年以降、震源の深さが30キロより浅い内陸地震の中では最多。
今後の余震について同庁は「所によって震度5弱−5強になるM5クラスの余震が発生する可能性は、12月半ばごろまでには、かなり低くなるとみられる」と指摘。M4クラス(所によって震度4、地盤が悪い所では震度5弱)は、その後も起こる可能性があり、引き続き警戒が必要としている。
気象庁によると、過去の内陸地震でM5以上の余震が多かったのは、1927年の北丹後地震が14回、43年の鳥取地震と45年の三河地震が18回、95年の阪神大震災は6回だった。
本震から1カ月以上経過してからM5以上の余震が発生したのは、北丹後地震、鳥取地震、阪神大震災と25年の北但馬地震の4例という。
中越地震の余震活動は他の地震に比べ活発で、10月23日に164回起きた有感地震は、静穏と活発を繰り返しながら推移している。
同庁の山本雅博地震津波監視課長は「(12月半ば以降についても)M5クラスの発生を否定するものではなく、余震はまだ長期間続くとみられる。復旧活動には十分な安全確保をしてほしい」としている。
22日午後から3日以内にM5.5(所によって震度5強)以上の余震が発生する確率は10%、M5(同5弱)以上は20%と推定している。
(11/22 21:15)
http://www.sankei.co.jp/news/041122/sha096.htm