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http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20041030/20041030i401-yol.html
新潟県中越地震による死者36人のうち少なくとも4人が、窮屈な自動車内での避難生活を強いられたことが原因で「エコノミークラス症候群」を引き起こしていたことが29日、県警の調べで分かった。
これを受け、県は同日、緊急の実態調査に乗り出した。対象者は200人規模になる見通し。県は調査結果をもとに改善策を検討する。
県などによると、「車中泊」を続けるなど避難生活が長引くにつれ、疲労やストレスが重なり、体調を崩す被災者が目立っている。この日、肺そく栓症で亡くなったことが確認された小千谷市の目崎幸代さん(43)は、避難所が満員となり、自宅近くに止めた車の中で寝泊まりしていた。
また、くも膜下出血が死因だった十日町市、遠田良一さん(54)、心筋こうそくで死亡した同市、菊池エイさん(74)、肺そく栓症で亡くなった川西町の野沢悦子さん(48)の3人も、車中泊を続けていた。県警は、いずれも狭い座席で長時間座るのが原因で心肺停止などを招くエコノミークラス症候群とみている。車内に身を寄せる被災者の多くは、日中は自宅で地震の片づけを行い、夜は車に移動している。大きな余震が続き、家屋倒壊の恐れがあるためとみられている。